2020年のシャドウバースを振り返る記事です。2020年に起きた出来事を環境ごとにまとめています。
更新日時 | 2021/1/1 |
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2020年のシャドバを振り返る
今年(2020年)もそろそろ終わりということで、2020年にシャドウバースで起きた出来事を、ローテーション環境をメインに振り返っていく。当時流行っていたデッキや、ナーフ・アッパー情報など、内容が盛りだくさんの記事だ。
攻略班 | 環境についての思い出やこの記事に関する感想などをコメント欄に書いてもらえると嬉しいです! |
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アルティメットコロシアム(UCL)
大決戦の幕が上がる!
複数の世界から戦士がコロシアムに集まる、という世界観で各クラスに個性豊かなカードが収録された。さらにプリンセスコネクトのキャラクターがカードとして登場、それらは強力なUB(ユニオンバースト)を持っていた。
チャレンジマスターの実装
2Pick、Open6で5連勝を15回達成することで得られる称号で、グランドマスターのように各パックで異なった称号が手に入る。やり込みに対して称号などがなかった2Pickプレイヤーには、嬉しい追加要素となった。
攻略班 | 初のチャレンジマスター実装ということで、頑張って称号を取った記憶があります、、! |
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環境初期
妖怪と陰陽師が激突
これまでのシャドウバースとは一線を画すパワーの陰陽の開祖・クオン、大妖狐・ギンセツはリリース前から話題になっていた。それらを軸とした式神ウィッチと妖怪ネクロはあっという間に環境トップになり、2強状態に。
コントロールエルフの登場
1つ前の環境では高速でOTKを成立させるリノセウスエルフだったが、UCLでは耐久力の高いコントロールデッキとして登場。式神ウィッチ→コントロールエルフ→妖怪ネクロ→式神ウィッチ...という形で3すくみ状態に。
2Pickで禁止カードが制定(1/14)
ネメシスが圧倒的な1強であったため、Pickされる事の多い重力の柔術士が禁止カードに。数少ない2Pick関連の調整だったが、好意的な意見が多く見られた。
環境中期
3強環境に待ったをかける2デッキ
前環境でも猛威を振るっていたアマツエルフ、潜伏リオードロイヤルが再度注目される。序盤が手薄な式神ウィッチを狙い撃ちする狙いで考えられていたが、リオードロイヤルは対コントロールエルフが非常に厳しく、ランクマッチでの使用率は伸びなかった。
攻略班 | 潜伏リオードロイヤルはJCGやプロリーグなど、主に競技シーンでの活躍が目立ちました。 |
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2枚の上方修正(1/27)
カード | 変更点 |
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ディアボロス・アギト | 【修正前】 5コスト 【修正後】 4コスト |
仁義の悪魔・ユヅキ | 【修正前】 7コスト アクセラレート 2;体力4以下の相手フォロワー1体を破壊する。自分のリーダーに2ダメージ。 【修正後】 6コスト アクセラレート 2;体力4以下の相手フォロワー1体を破壊する。自分のリーダーに1ダメージ。 (ファンファーレ能力には変更なし) |
ディアボロス・アギト、仁義の悪魔・ユヅキが上方修正された。自傷軸の強化だったが、環境へ食い込むことはなかった。
アディショナル環境
進化ロイ&自然ドラが台頭
プリンセスナイト、貴族の舞踏、煌剣の戦士・アンリエットの追加で進化ロイヤルが一気に環境上位に躍り出た。ダークジェイルドラゴンが追加された自然ドラゴンも、使用率が急増した。
5枚のカードが能力変更(3/30)
上方修正
カード | 変更点 |
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鏡の世界 | 【修正前】 2コスト カードを1枚引く。 コスト7以下の自分の手札と、コスト7以下の自分の場のカードすべては、ニュートラル・カードになる。 【修正後】 1コスト 自分の手札のニュートラル・フォロワー1枚を選択して、それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。 自分の場のフォロワーすべては、ニュートラル・フォロワーになる。 |
魂の番人・ミント | 【修正前】 4コスト3/4 ファンファーレ 自分のネクロマンス はネクロマンス 0になる。(墓場が何枚であってもネクロマンス能力が働き、墓場の枚数は減らない) この能力は、このフォロワーが場を離れるとき失われる。 【修正後】 3コスト2/2 このフォロワーが場に出たとき、自分の墓場を+20する。 このフォロワーが場を離れるとき、自分の墓場を-20する。 自分がネクロマンス するたび、自分の墓場を+Xする。Xは「そのネクロマンス の値」である。 |
ヨルムンガンド | 【修正前】 6コスト5/5 ラストワード このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン中、自分のリーダーがダメージを受けたとき、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ」を持つ。 【修正後】 5コスト5/5 ラストワード このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分のリーダーがダメージを受けたとき、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに3ダメージ」を持つ。 リーダーはこの能力を重複して持たない。 |
炎獅子の大将軍 | 【修正前】 8コスト4/4 【修正後】 7コスト4/5 |
忌まわしき紫竜 | 【修正前】 6コスト4/4 【修正後】 5コスト4/4 |
UCL環境からWUP環境に移行するタイミングで5枚のカードが能力修正と上方修正。能力が変更されたあとに生まれたアンリミテッドのヨルムンガンドヴァンプとミントネクロは、環境上位入りを果たす。
ナテラ崩壊(WUP)
機械&自然がテーマ
機械や自然を複数持ったカード、さらに各クラスにストーリーと連動したカード収録された。新能力融合が登場し、融合を活かした機械・自然デッキ機械・自然デッキが環境上位に。
環境初期
2大デッキが環境を席巻
FOH環境がはじまってすぐ、螺旋の鉄腕・ダミアンを擁する機械エルフと、波濤のプレシオサウルスを擁するディスカードドラゴンの2強環境になった。これら2枚のカードがナーフ前される前のパワーは過去一番と言っても過言ではなかった。
過去最速の下方修正(4/2)
カード | 変更点 |
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螺旋の鉄腕・ダミアン | 【修正前】 6コスト 【修正後】 7コスト |
鉄扇のエルフ | 【修正前】 ファンファーレ 機械・カード(鉄扇のエルフを除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加え、そのコストを-1する。 【修正後】 ファンファーレ 機械・カード(鉄扇のエルフを除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 進化時能力も同様に、コストを-1する能力を解除。 |
波濤のプレシオサウルス | 【修正前】 ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは「自分が手札を捨てたとき、ランダムな相手のフォロワー1体と相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 【修正後】 相手のリーダーに1ダメージに変更 |
本リリースからわずか3日というスピードで3枚のカードがナーフされた。機械エルフは今後日の目を浴びることはなくなるが、ディスカードドラゴンはその後の環境で活躍する。
環境中期
鋼鉄と大地の神の活躍
ナテラ崩壊の象徴とも言える鋼鉄と大地の神。融合という新要素に加え、カードのコストを踏み倒す動きがどのクラスでも可能になり、これまでのシャドウバースとは違う刺激をプレイヤーに与えた。
攻略班 | 特に機械自然ビショップは難易度が非常に高く、攻略班も頭をよく悩ませていました、、 |
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鋼鉄と大地の神不採用デッキも活躍
コントロールエルフやAFネメシスなど、鋼鉄と大地の神を不採用としたデッキも活躍。WUP環境は機械自然デッキVSその他のデッキという構図が成り立っていた。
アンリミAFがTier1に
VECでシオンの上方修正、UCLでコンセントレイト、カイザーインサイトの追加など、徐々に強化されていたアンリミテッドのAFネメシス。WUPでアーティファクトの同調などが追加され、不動の環境トップデッキに登り詰めた。
能力変更(5/21)
4枚のカードの上方修正
カード | 変更点 |
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マシンブレードソルジャー | 【修正前】 6コスト4/6 【修正後】 4コスト4/4 |
純鉄の英雄・ヨハン | 【修正前】 7コスト3/5 【修正後】 7コスト5/6 |
紫紺の抵抗者・エンネア | 【修正前】 6コスト3/3 【修正後】 4コスト2/2 |
鳴動のギガントスカル | 【修正前】 自分のターン終了時、お互いの「機械でないフォロワー」すべてに3ダメージ。 【修正後】 自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のフォロワーすべてに4ダメージ。いないなら、他のフォロワーすべてに4ダメージ。 |
4枚のカードが上方修正、コストを2下げる破格の修正や効果の変更などで大きくパワーが向上した。しかしWUPの強力なデッキ達に対抗できず、上位デッキで採用されることはほとんどなかった。
禁止カードの制定
カード | 変更点 |
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ブーストキッカー | 【変更後】 2Pickフォーマットにて禁止カードに |
重力の柔術士に続いてブーストキッカーが禁止カードに。UCL環境のように1強ではなかったネメシスだったが、この修正でパワーダウンし、大幅に勝率を落とした。
アディショナル環境
機械ヴァンプがさらに強化
アディショナルカードの背徳の狂獣によって、機械ヴァンプの打点が追加。隙のない万能デッキになったことで、競技シーンでは高い使用率を誇った。
機械ネメシスが大幅強化
既存デッキの多くがアディショナルカードで強化されたが、中でもアディショナルカード2枚で大きくパワーを向上させた機械ネメシスが環境入り。プレイヤーは天地の侵略者・ベルフォメットの能力振り分けに一喜一憂した。
ハデス冥府ネクロの台頭
WUP環境では低迷していたネクロだが、アディショナルによってハデス冥府ネクロが環境入り。王墓の骸の追加によってグレモリーの起動が安定、コストを踏み倒しながら冥府への道の起動が狙えるようになった。
テンポラリーデッキプレゼント(6/17~7/27)
4周年キャンペーンの一つとして、デッキを1つ無料で配布するという驚きのキャンペーンが実施された。デッキの完成度が高く、カードを組み替えなくても十分に戦えるような仕上がりになっていた。
運命の神々(FOH)
タロットにちなんだカードが登場
タロットカードをモチーフにしたカードが各クラスに収録、特に強力な≪世界≫・ゼルガネイアは様々なデッキで採用された。さらに新能力連携が登場し、フォロワーを複数展開するデッキが環境上位に。
プライズカードが上方修正
カード | 変更点 |
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疾風怒濤 | 【修正前】 2コストスペル 【修正後】 1コストスペル |
武装強化 | 【修正前】 自分のフォロワー1体を+2/+2する。 【修正後】 自分のフォロワー1体を+2/+2する。 連携 10;+2/+2ではなく+4/+4する。 |
消えぬ怨恨 | 【修正前】 相手のフォロワー1体に2ダメージ。 ネクロマンス 2;2ダメージではなく4ダメージ。 【修正後】 相手のフォロワー1体に3ダメージ。 ネクロマンス 2;3ダメージではなく5ダメージ。 |
深淵への誘い | 【修正前】 5コストスペル 相手のフォロワー1体を破壊する。 ネクロマンス 4;ゾンビ(2/2)1体を出す。 【修正後】 4コストスペル 相手のフォロワー1体を破壊する。 ネクロマンス 4;リッチ(4/4)1体を出す。 |
破邪の光 | 【修正前】 相手のフォロワー1体を消滅させる。 【修正後】 相手のフォロワー1体を消滅させる。 自分のリーダーを「そのフォロワーの体力」と同じだけ回復。 |
次元断 | 【修正前】 相手のフォロワー1体に2ダメージ。 共鳴 状態なら、2ダメージではなく4ダメージ。 【修正後】 相手のフォロワー1体に3ダメージ。 共鳴 状態なら、3ダメージではなく5ダメージ。 |
人形遣いの糸 | 【修正前】 操り人形2枚を手札に加える。 相手のフォロワーすべてに1ダメージ。 【修正後】 操り人形3枚を手札に加える。 相手のフォロワーすべてに1ダメージ。 |
本リリースと同じタイミングで各クラスのプライズカードが上方修正された。上位デッキに採用されることはあまりなかったが、4年前のカードに修正がかかったことでプレイヤーに衝撃を与えた。
環境初期
連携ロイヤルが活躍
環境最初に流行したデッキはで、新能力の連携を活かして戦う連携ロイヤル。試合が短時間で終わるため、多数の早期グランドマスター到達者が使用していた。
連携ロイヤルが下方修正(7/6)
カード | 変更点 |
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オネストシーフ | 【修正前】 2コスト2/2(進化後4/4) 【修正後】 2コスト2/1(進化後4/3) |
君臨する猛虎 | 【修正前】 アクセラレート 4; スティールナイト1体とヘヴィーナイト1体とナイト1体を出す。 【修正後】 アクセラレート能力なし |
さまざまなデッキが活躍
連携ロイヤルのナーフ後は、さまざまなデッキが台頭した。飛び抜けて強いデッキがあるわけではなく、環境は混沌としていた。
当時活躍していたデッキ
- 異形エルフ
- 魔道具専門店ウィッチ
- リンクルキャル(秘術)ウィッチ
- ディスカードドラゴン
- 葬送ネクロ
- コントロールヴァンプ
- エイラビショップ etc..
異形エルフ
リンクルキャル(秘術)ウィッチ
葬送ネクロ
コントロールヴァンプ
ゼルガネイアが活躍
複数のデッキが混在したFOH環境で高い使用率だった≪世界≫・ゼルガネイアの影響で、相手の体力を14以下にしない「ゼルガネイアケア」が一般化。また、ゼルガネイアの流行でアグロデッキはほとんど姿を消していた。
攻略班 | ゼルガネイアは当時5コストであり、他の動きと組み合わせやすかったのも魅力でした。 |
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環境中期
4枚のカードが上方修正(7/28)
カード | 変更点 |
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回帰する抱擁・ラティカ | 【修正前】 ファンファーレ 自分の手札に『フェアリー』が2枚以上あるなら、相手のフォロワー1体に4ダメージ。 【修正後】 ファンファーレ 相手のフォロワー1体に2ダメージ。自分の手札に『フェアリー』があるなら、さらに、相手のフォロワーすべてに2ダメージ。 |
大いなる回帰 | 【修正前】 4コストスペル 【修正後】 3コストスペル |
救護院の主・サレン | 【修正前】 5コスト3/5 【修正後】 4コスト3/5 |
リンクハート・オーキス | 【修正前】 7コスト5/5 【修正後】 6コスト5/5 |
7月も終わりに差し掛かった頃、4枚のカードが上方修正された。特に回帰する抱擁・ラティカは新しく生まれ変わったような効果になったが、環境への影響はほとんどなかった。
3枚のカードが能力変更(8/20)
下方修正
カード | 変更点 |
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地を裂く異形 | 【修正前】 融合が4枚以上なら、さらに、相手のフォロワー1体を破壊する。 【修正後】 融合が4枚以上なら、さらに、守護を持たない相手のフォロワー1体を破壊する。 |
幽暗の墓守 | 【修正前】 進化時 葬送したなら、攻撃力最大の相手のフォロワー1体を破壊して、自分のリーダーを3回復。(複数いるなら、その中からランダム) 【修正後】 進化時 葬送したなら、自分のリーダーを3回復。(破壊効果削除) |
上方修正
カード | 変更点 |
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ロキ | 【修正前】 8コスト5/5 ファンファーレ 自分のリーダーは「次に自分のフォロワーのファンファーレ能力(対象を選択する能力を除く)が働くとき、それをもう1回働かせる」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 【修正後】 5コスト5/5 ファンファーレ 自分のリーダーは「次に自分が「チョイスと対象選択を含まないファンファーレを持つフォロワー」をプレイしたとき、そのファンファーレ能力を1回働かせる」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。 |
アディショナル開始と同時に、異形エルフと葬送ネクロが下方修正され、特に異形エルフは決定力が大幅に下がり使用率が激減した。また、アンリミのロキが上方修正されたが、環境に入ることはなかった。
アディショナル環境
環境はさらに複雑に
FOHのアディショナルカードは強力なものが多く、環境に多大な影響を与えた。新しいデッキタイプが複数出現し、全クラスが環境上位にひしめき合う珍しい環境になった。
進化ロイヤル(アルヤスカ、イルミスナ)
式神ウィッチ(ルーニィ)
背徳バアルヴァンプ(バアル)
ラービショップ(ラー)
AFネメシス(ルチル、ラズリ)
レヴィールの旋風(SOR)
新たなストーリーが展開
ストーリーと連動し西部劇のような世界観のカードが収録、フォロワーを強化するアミュレットが登場しアグロデッキが環境上位に。さらに新能力の操縦が登場、数は少なかったものの活躍した。
環境初期
守護ビショップが大暴れ
これまであまり活躍してこなかった守護ビショップがついに環境トップに躍り出た。特に1ターン目に双砲の神罰・アンヴェルトを結晶でプレイする「1アンヴェルト」は強力な動きだった。
進化ロイ&AFネメも健在
守護ビショップに有利な進化ロイヤル、進化ロイヤルに有利なAFネメシス...と次々に強力なデッキが登場。ここから、さらに環境デッキが増えていく。
グレモリーネクロが登場
しばらくして、トリニティモンスターズやネクロインパルスのパワーを活かして戦うグレモリーネクロが台頭。7ターン目にグレモリーの直接召喚が安定するということで、瞬く間に使用者が増えていった。
使用率最低だったエルフが台頭
SOR環境がはじまってすぐは使用率が最下位だったエルフだが、研究が進むにつれ、徐々に頭角を現す。環境デッキに有効な≪吊るされた男≫・ローフラッドを採用したアグロエルフ、ロキサスエルフがRAGEなどの大会で好成績を残し、一気に使用率が上昇した。
6枚のカードが能力修正
下方修正
カード | 変更点 |
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トリニティモンスターズ | 【修正前】 7コスト6/6(8/8) 自分のターン終了時、相手のリーダーに3ダメージ。 【修正後】 7コスト5/5(7/7) 自分のターン終了時、相手のリーダーに2ダメージ。 |
ホーリーエンチャンター | 【修正前】 2コスト1/2(3/4) 【修正後】 3コスト1/3(3/5) |
アーティファクトスキャン | 【修正前】 0コストスペル 【修正後】 1コストスペル |
《世界》・ゼルガネイア | 【修正前】 5コスト5/5(10/10) 【修正後】 6コスト5/5(7/7) |
上方修正
カード | 変更点 |
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ギガントパスチャー | 【修正前】 ファンファーレ 魔導装甲車1つと機動二輪車1つを出す。相手のフォロワーすべてに「自分の場のアミュレットの数」と同じダメージ。 【修正後】 ファンファーレ 魔導装甲車1つと機動二輪車1つを出す。相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに「自分の場のアミュレットの数」と同じダメージ。 |
ウールヴヘジン・アラガヴィ | 【修正前】 進化時 相手のフォロワー1体に4ダメージ。自分の残りPPが4以上なら4消費して、相手のフォロワー1体に4ダメージではなく、他のフォロワーすべてに8ダメージ。 【修正後】 進化時 自分のリーダーに1ダメージ。相手のフォロワー1体に4ダメージ。自分の残りPPが4以上なら、疾走を持ち、相手のフォロワー1体に4ダメージではなく、他のフォロワーすべてに8ダメージ。 |
能力調整で環境が激変
上位2デッキが打撃を受け、この修正直前に台頭したエルフは上方修正という結果に。さらに前期から環境の中心だった≪世界≫・ゼルガネイアが下方修正され、多くのデッキに影響を与えた。
環境中期
連携ネメシスが登場
能力調整からしばらく経ち、高い盤面展開力が魅力の連携ネメシスが新たに登場した。早い段階で天覇風神・フェイランやカオスルーラー・アイシィレンドリングの直接召喚の条件を達成することが可能で、人気のあるデッキだった。
OTKネメシスも人気
カプセルホムンクルス+破壊を齎す者・ヴィズヤでのOTKを狙うコントロールOTKネメシス。環境初期から存在していたが、他のデッキが弱体化したことで、立ち位置が上昇した。
アンリミのカード3枚が上方修正(11/19)
カード | 変更点 |
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蝿の王 | 【修正前】 7コスト4/4(6/6) 【修正後】 6コスト4/4(6/6) |
スカルフェイン | 【修正前】 ファンファーレ 自分のアミュレットすべてを破壊する。 【修正後】 自分がアミュレットをプレイするたび、自分の手札のこのコストを-1する。 ファンファーレ 自分のアミュレットすべてを破壊する。 |
カグヤ | 【修正前】 6コスト5/6(6/7) (進化前) 能力なし 【修正後】 6コスト5/6(7/8) (進化前) ラストワード うたかたの月1つを出す。 |
アディショナル環境がはじまるタイミングで、アンリミテッドのカードが3枚上方修正。特にコストダウンするようになったスカルフェインは一気にパワーカードになり、カウントダウン軸のビショップデッキが環境上位になった。
アディショナル環境
既存デッキが強化
アディショナルカードの追加で新デッキは環境に出てこなかったものの、すでに存在するデッキが強化。特に背徳バアルヴァンプや清浄ビショップは評価が日々上がっていき、環境上位デッキになった。
イルガンノが下方修正(12/7)
カード | 変更点 |
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ストレイホロウ・イルガンノ | 【修正前】 1コスト1/1(2/2) 【修正後】 2コスト2/1(3/2) |
ヴォイドリアライズ | 【修正前】 4コストスペル 【修正後】 5コストスペル |
さまざまなネメシスの中心カードだったストレイホロウ・イルガンノと、そのトークンカードであるヴォイドリアライズがナーフされた。ネメシスの衰退によって、アグロデッキが活躍するようになる。
環境最後の大会でアグロが活躍
RAGE GRAND FINALSで優勝したのはアグロデッキ3つを持ち込んだGale選手。特にアグロエルフ、アグロネクロは環境終期に再注目され、次の十天覚醒環境でも強さを維持した。
攻略班 | SORは1環境の中でさまざまなデッキが台頭と衰退を繰り返しており、密度の濃い環境でした。 |
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