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【シャドバ】感動の世界大会2018からはや1年!十禍絶傑環境を振り返り【シャドウバース】

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【シャドバ】感動の世界大会2018からはや1年!十禍絶傑環境を振り返り【シャドウバース】

十禍絶傑(OOT)環境を時系列で振り返っています。RAGEやWorld Grand Prix 2018で使われていたデッキやナーフ、アディショナルでの環境の変化などをまとめています。

十過絶傑環境を振り返り!

時系列で振り返る

十禍絶傑

2019年12月末のアップデートで、とうとう十禍絶傑(以下OOTと表記)がローテーション環境から姿を消す。そこで、今回は時系列順に当時の出来事を整理し、世界大会もあった激動のOOT環境を振り返っていく。

目次

新弾実装(9/27~)

蝙蝠ヴァンプの台頭

▲RAGE予選大会でVoF|中野もぐ選手が使用した蝙蝠ヴァンプ。アグレッシブな構成になっている。

新弾実装からほどなくして、闇喰らいの蝙蝠をフィニッシャーとした蝙蝠ヴァンプが台頭した。新弾前の注目度はそこまで高くはなかったが、実装後は自傷回数を楽に稼ぐことができることが判明し、爆発的に広まっていった。

バーン性能◎の侮蔑ドラゴン

ぶれ使用侮蔑ドラゴン

▲RAGE予選大会でぶれ選手が使用した侮蔑ドラゴン。バーン性能の高いデッキだ。

新要素である侮蔑ギミックを搭載した、バーン性能の高いドラゴンも流行っていた。当時の侮蔑の絶傑・ガルミーユは1ターンに何回も効果を発動できたので、6点、9点を叩き出すことも珍しくなかった。

展開力の鬼、アーサーロイヤル

燐*PRO使用アーサーロイヤル

▲RAGE予選大会で燐*PRO選手が使用したアーサーロイヤル。マナカーブが整っており、安定感が高い。

安定感の高さが魅力的なアーサーロイヤルも人気のデッキであった。騎士王・アーサーによる展開はもちろん、簒奪の絶傑・オクトリス簒奪の使徒などの新カードでアドバンテージを取ることができた。

RAGE予選(10/6~8)

10日RAGE

RAGE OOT

これまでのRAGE予選は新弾実装から約1ヶ月ほど準備期間があったが、RAGE2018winterは新弾実装からなんと約10日間しか時間がない中での開催となった。

構築・プレイともに定まっていない中でのRAGEということで、各プレイヤーの経験値、情報量の差が出やすかったとも言える。

ファイナリストの使用デッキまとめ

日程大会名デッキ紹介
10/7(日)RAGE OOT
東日本予選大会
kei選手
へるん選手
ぶれ選手
燐*PRO選手
fuby選手
10/8(月)RAGE OOT
西日本予選大会
カラクリ/KBS選手
surpass選手
VoF|中野もぐ選手

秘密兵器・ネクロマンサー

▲RAGE予選大会でsurpass選手が使用したミッドレンジネクロ。いぶし銀カードが目白押し。

今大会最大の目玉と言っても過言ではない、ミッドレンジネクロマンサーの活躍。冥界の番犬・ケルベロスによる盤面制圧に加え、ギルネリーゼフェリとの相性が抜群に良く、上位プレイヤーが秘密兵器として持ち込んでいた。

その他のデッキも活躍

カラクリ使用ギガントキマイラウィッチ

▲RAGE予選大会でカラクリ/KBS選手が使用したギガントキマイラウィッチ。

▲RAGE予選大会でへるん選手が使用したAFネメシス。

ネクロ以外にも、ウィッチ、ネメシスといったリーダーもファイナリストに名を連ねた。蓋を明けてみれば、前評判の良かったヴァンプ、ロイヤル、ドラゴンだけでなく、様々なデッキが活躍したRAGE予選であった。

数々のナーフとアッパー(10/30)

環境トップデッキが軒並みナーフ

新弾実装から1ヶ月が経った頃、複数のカードが下方修正され、環境トップのデッキが軒並み弱体化した。とは言え、デッキタイプごと消滅したのはアーサーロイヤルだけで、他デッキはその後も第一線で活躍していた。

下方修正されたカード

フォロワー変更点
老いたる先導者ファンファーレ エンハンス 7; スティールナイト3体を出す。
ファンファーレ エンハンス 7; ヘヴィーナイト3体を出す。に変更。
騎士王・アーサー・コスト 7 → 8
・攻 撃 2 → 3
・体 力 6 → 7
侮蔑の絶傑・ガルミーユ進化後の効果が
ターンごとに1回、このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに3ダメージ。」 に変更。
グレモリー・エンハンス 6 → 7
フラウロス・直接召喚の条件が
3ターン目かそれ以降のターン中、自分のリーダーがダメージを受けたとき、それがこのターン中4回目なら、このカードを1枚、自分のデッキから場に出す。」 に変更。
闇喰らいの蝙蝠・コスト 7 → 8

エルフ&ビショップがアッパー

ナーフとともに、当時使用率の低かったエルフとビショップのカードが上方修正された。しかし、それぞれ環境トップになるだけのデッキにはならず、OOT環境は終始辛酸を舐めていた。

上方修正されたカード

フォロワー変更点
ユグドラシル・コスト 7 → 6
神の盾・ブローディア・コスト 8 → 7

RAGE GRAND FINALS(11/23)

RAGE GRAND FINALS

全員がヴァンパイアを持ち込み

10月末の上方修正から約3週間が経過し、RAGE GRAND FINALSが開催された。2種類のカードがナーフされた蝙蝠ヴァンプであったが、ファイナリスト8人中8人が持ち込むという人気ぶりであった。

原初ドラゴンが主流に

予選では侮蔑の使徒を採用したタイプのドラゴンが多かったが、Finalではドラゴン全6デッキすべてに原初の竜使いが採用されていた。侮蔑の絶傑・ガルミーユの打点が制限されてからは、原初ドラゴンが主流になった印象だ。

ロイヤルがリニューアル

surpass使用ミッドレンジロイヤル

▲RAGE Finalでsurpass選手が使用したミッドレンジロイヤル。細かくアドバンテージを稼ぐデッキだ。

騎士王・アーサーが弱体化されたロイヤルであったが、アーサーを不採用とした前寄せの構成へと変貌。ランクマッチではあまり姿を見かけなかったものの、競技シーンでは一定数使われていた。

RAGE優勝デッキまとめ

日程大会名デッキ紹介
11/23(金)RAGE OOT
GRANDFINALS
へるん選手

アディショナル実装(11/26)

スカルリングのナーフ

アディショナル実装と共に、ローテーションで活躍していたスカルリングが能力修正された。これによりミッドレンジネクロはやや弱体化されたものの、デッキ自体が消滅するレベルではなく、その後も環境に残り続けた。

フォロワー変更点
スカルリング【修正前】
コスト 3
カウントダウン 2
ファンファーレ スケルトン2体を出す。
ラストワード ネクロマンス 2; リアニメイト 2
【修正後】
コスト 4
カウントダウン 2
ファンファーレ スケルトン2体を出す。
ラストワード リアニメイト 2
※ネクロマンスの消費がなくなる

強力なアディショナルカード達

暴竜・伊達政宗&白亜の竜騎士

伊達&白亜

暴竜・伊達政宗の追加により、環境デッキだった原初ドラゴンがさらに強力になった。また、同時に追加された白亜の竜騎士も攻守に優れた効果を持っており、この2枚の登場でよりドラゴンのデッキパワーが上がった。

マナリアの竜姫・グレア

マナリアの竜姫・グレア

マナリアの竜姫・グレアの登場により、マナリアの魔導姫・アンを軸としたマナリアウィッチが実践レベルにまで強化された。チョイスで選べるスペルはどちらも優秀であり、汎用性の高いカードだった。

その他のカードも優秀

上記で紹介した以外にも、森の女王・リザオリハルコンゴーレム救済の聖獅子など、次環境以降で猛威を奮うことになるカードが満載。OOTのアディショナルカードは総じてインパクトがあったと言えよう。

World Grand Prix 2018(12/15、16)

世界大会2018

世界各地から強豪が勢揃い

2018年のシャドウバースを締めくくる世界大会が12月15日、16日に日本で開催された。世界各地で行われた大会において優秀な成績をおさめたプレイヤー計24名が優勝賞金約1億円を賭けて、激しい戦いを繰り広げた。

1億円のポセイドン

ポセイドン

▲ふぇぐ選手の窮地を救ったポセイドン

よしもとLibalent所属のふぇぐ選手が圧巻のプレイングで優勝し、賞金約1億円を勝ち取った。特に決勝でのドラゴンミラーは何回見ても鳥肌が立つほどで、シャドウバース史上屈指の名試合と言えるだろう。

蝙蝠ヴァンプの完成形

蝙蝠ヴァンプ

▲世界大会ベスト4が全く同じデッキレシピで、完成度の高さが伺える。

なんと世界大会ベスト4のメンバーすべてが40枚同じ蝙蝠ヴァンプを使用していた。これほどまでに美しく、完成された構築は今後出てくるのだろうか。

世界大会決勝進出者デッキまとめ

順位デッキ紹介
優勝ふぇぐ選手
準優勝potwasher選手

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