能力調整後の環境についてまとめています。新環境の情報や有力デッキなども合わせて考察していますので、シャドバ攻略の際にお役立てください。
森羅咆哮の新環境を考察
9月26日(木)リリース
いよいよ9月26日(木)に新パック「森羅咆哮」がリリースされる。本記事では、1週間のプレリリース期間を経て実装される、森羅咆哮の新環境の注目ポイントや注目デッキを解説していく。
森羅咆哮の新カード一覧蒼空の騎士がスタン落ち
森羅咆哮の実装と同時に、蒼空の騎士のカードがスタン落ちする。シャドウバースと同じCygamesが手掛けるグランブルーファンタジーとのコラボパックであり、蒼の少女・ルリアやドラゴンナイツといった人気のカードが数多くスタン落ちしてしまう。
スタン落ちのカード一覧と解説自然デッキってぶっちゃけどう?
STRの二の舞にはならない?
環境を変え得るパワーを持つ
機械タイプが新たに登場した鋼鉄の反逆者期は、機械デッキはいまひとつ活躍できなかったが、森羅咆哮では数多くの自然デッキの台頭が予想される。その根拠として挙げられるのが、全体的に高めのカードパワーと、自然タイプのカードの充実である。
高いカードパワー
ロイヤルの王たる光・ベイリオンや、ドラゴンの呪われし影・ヴァイディなど、ほとんどのクラスにフィニッシャー級のカードが追加された。中盤のカードが多かった鋼鉄の反逆者のレジェンドと比べてカードパワーが上がり、勝ち筋がより明確になった。
良質かつ豊富なカードプール
鋼鉄の反逆者の機械軸のカードはニュートラルに3枚、各クラスに5枚(アディショナルで前後)配られたのに対し、森羅咆哮の自然軸のカードはニュートラルに4枚、各クラスに5枚追加されている。
ニュートラルの自然カードが増加し、カードプールが拡がっただけでなく、各クラスに追加されていた「◯◯・コア」が「◯◯・マナ」になり、使い勝手が増したのも大きなポイントだ。
手札枚数を確保しやすい
各自然デッキの鍵を握るトークンカード、ナテラの大樹は、ラストワードで1枚カードを引く効果を持つ。その他にもワンダーコックなどの追加により、手札枚数の枯渇を防ぎやすくなっており、安定感の高いデッキ構築が可能になっている。
自然デッキの特徴
クラス毎に様々なデッキタイプが存在
自然デッキは、各クラス毎にデッキタイプが大きく異なる。アグロデッキのような動きができる自然ビショップ、コントロールデッキの自然ヴァンプ、影の侵食によるバーンダメージで削り切る自然ドラゴンなど、フィニッシュターンも様々だ。
コンボデッキ
自然ウィッチと自然ドラゴンのフィニッシャーは、どちらも自身がプレイしたナテラの大樹の枚数によって性能が変化する。相手の盤面を捌きながら、ナテラの大樹のプレイ回数を稼ぐ、コンボとコントロールの中間のようなデッキになりそうだ。
アグロ〜ミッドレンジ
豊富な疾走フォロワーとバフによる速度勝ちを狙うのが、自然ロイヤルと自然ビショップ。ミッドレンジデッキでありながら、アグロデッキにも劣らない速度を持つ対応力の高いデッキであり、弊サイトでも高い評価を付けている。
ミッドレンジ
自然エルフと自然ネクロは、上記のロイヤルやビショップと比べて速度で劣るものの、中盤〜終盤の盤面の取り合いに長けている。自然エルフはブルームスピリットによるアグロムーヴを、自然ネクロはトートによる特殊勝利手段を有しており、ミッドレンジデッキの枠に収まらない爆発力を秘めている。
コントロールデッキ
自然デッキの中でも特徴的なのが、自然ヴァンプ。荒野の休息や胎動の魔神が回復効果を持っていたり、ナテラの大樹のドローによってデッキの安定感が向上したりと、コントロールデッキである進化ヴァンプとシナジーのあるカードが多い。
既存デッキの立ち位置は?
リノセウスエルフ
安定感と爆発力が向上
注目度 | ★★★★★ |
---|---|
スタン落ち | 眠れる妖精の森 レジェンダリーファイター |
新カード | 対空射撃 自然カード全般 |
対空射撃の再録によって、より高い爆発力を手に入れた、新環境のTier1筆頭候補。自然ギミックを採用することで、安定感を引き上げられたり、アリアの旋風のためのプレイ回数を稼ぎやすくできたりと、カスタマイズも様々なものが検討できる。
機械ウィッチ
大きな変化はないか
注目度 | ★★★★☆ |
---|---|
スタン落ち | 運命の導き |
新カード | カオスウィザード |
運命の導きのスタン落ちが不安視されていたが、カオスウィザードの追加によって、現環境とほとんど変わらないデッキが構築可能になった。真実の狂信者の扱い勝手は多少落ちることが予想されるが、高い立ち位置を維持し続けるだろう。
エイラビショップ
レ・フィーエのスタン落ちが痛手
注目度 | ★★★☆☆ |
---|---|
スタン落ち | 七宝石の姫・レ・フィーエ |
新カード | シヴァ 聖波動のスフィンクス |
ROG環境上位のデッキの中で、最もスタン落ちの影響が大きそうなのがこのエイラビショップ。代用カードとしてシヴァや安息の従者などの採用こそ考えられるが、七宝石の姫・レ・フィーエのスタン落ちは長期戦において大きな影響をもたらしそうだ。
アーティファクトネメシス
環境の速度に付いていけるか
注目度 | ★★★★☆ |
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スタン落ち | 特になし |
新カード | アーティファクトコール ブライトシューター |
森羅咆哮でアーティファクトコールを獲得し、爆発力がさらに上昇。目立ったスタン落ちもなく、デッキパワーの高さは随一だが、自然ロイヤルや自然ビショップといった、速いデッキの存在が気になる。基本的なフィニッシュターンはやや遅めなので、速いデッキに付いていけるかが鍵になるだろう。
新環境予想Tierランキング
ローテーションTier1
リノセウスとドラゴンが環境の中心に
明確なフィニッシュプランを持っている、リノセウスエルフと自然ドラゴンが環境の中心に位置すると予想。高いデッキパワーや、目立った不利対面の少なさから、Tier1候補筆頭だと思われる。
速度でロイヤルとビショップが食らいつく
上記の2デッキの対抗馬としてまず考えられるのが、自然ロイヤルと自然ビショップ。圧倒的な速度を持っており、リノセウスや影の侵食の準備が整わない内にゲームを決め切ってしまうことが可能だ。
ローテーションTier2
以降のTierランキングはこちらメタデッキの活躍に注目
Tier2では、リノセウスエルフや自然ロイヤルを意識した、エイラビショップや自然ヴァンプがTier1を狙う構図になると予想。ただしどちらも自然ドラゴンのバーンを苦手としているため、活躍できるかは自然ドラゴンのシェアに左右されるだろう。
盤面上の強さが目立つデッキが多い
自然エルフや機械ウィッチ、AFネメシスなど、盤面の取り合いに強いデッキが多くなっているのもポイント。自然ロイヤル、ビショップの疾走を防ぎづらいことからこの位置としているが、環境次第ではTier1に上がってくることも十分に考えられる。
その他デッキについて
潜伏ロイヤル
スタン落ちの影響がなく、デッキパワーは変わらないが、自然ロイヤルが潜伏ロイヤルの上位互換のような動きを行える。武装強化の役割を1コストでこなせる王の一閃の存在や、リオード以外の勝ち筋の広さを考えると、あまり使われなくなりそうだ。
自然ウィッチ
エレメントシャーマン・ライリーの決定力の高さには目を見張るものがあるが、フィニッシュターンが9ターン前後になってしまうと予想される。Tier1と予想しているデッキの速度に付いていくことが難しいため、Tier3に位置付けている。
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