シャドウバースエボルヴ(シャドバエボルヴ)の、アプリ版との違いをまとめています。ルールや仕様、キーワード能力などの違いについて掲載しているので、参考にどうぞ。
目次
紙シャドバとアプリ版の違いを解説
違う点をピックアップ!
4月28日に発売された新作TCG、「シャドウバースエボルヴ」。今回は紙のカードゲームであるシャドバエボルヴ(以下エボルヴ)と、アプリ「シャドウバース」(以下アプリ版)との違いをまとめたので、コラムとして楽しんで読んで欲しい。
詳しいルールは公式サイトにて
当記事ではアプリ版とエボルヴの違いに焦点を当てているため、当然すべてのルールを網羅できているわけではない。シャドウバースエボルヴの公式サイトで分かりやすいプレイガイドや動画などが用意されているので、下のURLからチェックしてほしい。
シャドバエボルヴのルールはこちら(公式サイトに飛びます)
アプリ版と違う点
ファンファーレの仕様
手札以外の場から出ても発動
ファンファーレはアプリ版では「PPを支払ってプレイしたカードが手札から場に出たとき」に働く能力だが、エボルヴでは「場に置いたとき」に働く。つまり、エボルヴだと何らかの能力で墓場から出した場合などでもファンファーレが発動するようになっている。
手札の上限枚数
ターン終了時に7枚になるように調整
アプリ版では手札上限は9枚で、それ以上のカードは手札に入らず墓場に置かれるシステムだった。しかしエボルヴではエンドフェイズ時(ターン終了時)に手札が8枚以上なら、7枚になるように墓場に移動しなければならない。(例:ターン終了時に手札が9枚→2枚選んで捨てる)
攻略班 | 例えば、相手のターン中に自分のベルエンジェルのラストワードで1枚引いたとき、仮に手札が8枚以上になったとしても、すぐに墓場に移動されず手札に加わります。 |
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リーダーの体力について
体力の上限はなし
アプリ版ではマスターコックなど、体力の上限を上げるカードがなければリーダーの体力は20のままだったが、エボルヴでは体力の上限はなく、回復した分だけそのまま反映される。
例えば、神龍の進化時でリーダーの体力が+5されるのだが、体力が20の場合は25になる。コントロールデッキにとってはこの仕様変更は追い風となるだろう。
手札交換について
初期手札4枚+全部変えるか否か
手札交換(マリガン)は、アプリ版では3枚が初期手札で、それぞれキープするか返すかを返却できるが、エボルヴでは4枚ずつ初期手札として配られ、すべてのカードをキープするか返すかしか選べない。手札を返すのであれば、好きな順に並び替えて自分のデッキの一番下においてから、もう1度山札から4枚引く。
進化について
いつでも進化可能
アプリ版では先攻は5ターン目、後攻は4ターン目からしかEPを使って進化ができなかったが、エボルヴではPPを消費もしくはEPを消費して進化できるなら、いつでも進化できるようになった。ただし、進化回数はターンに1回までや、エボルヴフォロワーは1デッキにつき10枚しか使えないなどの制約はある。
EP(エボルヴポイント)についての説明
- 後攻であればEPが3枚配られる
- 各ターンに1枚、1PP分のコストと同様に使える
- EPかPP、どちらを消費して進化するかは選べる
- 進化のコストが2であれば、EP+1PPで進化可能
クイックの追加
相手ターン中でも行動可能に
アプリ版では相手ターン中にはカードをプレイすることはできないが、エボルヴはクイックと呼ばれるキーワード能力があるカードであれば、相手のターン中でもプレイが可能。紙ならではの能力であり、アプリ版との大きな差別化と言えるだろう。
クイックが発動できるタイミング
- 相手のフォロワーの攻撃時
- 相手ターンの終了時
- 自分のターンのメインフェイズ
スタンド・アクトの追加
攻撃済みか否かを分ける手段
エボルヴでは、行動済みのカードとそれ以外を分ける目的で、「スタンド」「アクト」と呼ばれるキーワード能力がある。カードは基本的にスタンド状態で場に出て、攻撃や能力を起動するとき、アクト状態になり、スタートフェイズ(ターン開始)時にスタンドする。
スタンドのフォロワーには攻撃不可
アプリ版ではフォロワーへの攻撃は基本的に自由であったが、エボルヴでは例外を除いてスタンド状態のフォロワーには攻撃できない、つまり、場に出したカードはアプリ版に比べると多少は場に残りやすいと言える。
守護について
任意で守護にするか選べる
守護フォロワーはエボルヴでも存在するが、アクトしていなければ守護の効果は付与されない。アクトするかどうかはエンドフェイズ時に選択できるが、裏を返せば守護を持つフォロワーをアクトしないという選択肢もあるということだ。
例えばエボルヴのルシフェルは守護を持っているが、体力に余裕のある状態であれば、次ターン以降も場に残りやすいスタンド状態でターンを返したほうがいいケースもある。ターン終了時に守護フォロワーをアクトするか否かも戦術の1つとして考えられるのが面白い。
EXエリアについて
加えたトークンを公開して置く場所
エボルヴには通常の場の他に、「EXエリア」というトークンなどを置く場所がある。EXエリアの上限枚数は場と同じく5枚である。
例えば、フェアリーサークルをプレイするとフェアリー3枚をEXエリアに置き、EXエリアに置いたフェアリーはコストを支払うことで場に出せる。つまり、アプリ版との違いは、トークンを生成したときに手札に加えるかEXエリアに置くかだけである。
その他の新キーワード能力
キーワード能力をチェック
シャドバエボルヴには、アプリ版とは違うキーワード能力もいくつか存在する。スタンドやアクトなどはアプリ版と違う点ですでに紹介したため、省略している。
威圧
相手のフォロワーから攻撃されない能力。アプリ版の「攻撃されない」が新しくキーワード能力になったものだと思ってもらっていい。
オーラ
相手の能力で選択されない能力。アプリ版の「相手の能力で選択できない」が新しくキーワード能力になったものだと思ってもらっていい。
起動能力
自分のターン(メインフェイズ)でのみ使用できるフォロワーやアミュレットの能力。起動能力のコストにアクトが含まれている場合、場に出たターンからすぐにアクトして起動できる。
指定攻撃
アクト状態の相手のフォロワーだけでなく、スタンド状態の相手のフォロワーも攻撃できる能力。スタンド状態のフォロワーを除去以外で倒せるため、貴重な効果だ。
コンボ
ターン中にカードをn枚以上プレイしていると働く能力。アプリ版のターン中にプレイした枚数を参照して働く能力が、新しくキーワード能力になったものだと思ってもらっていい。
攻略班 | アプリ版とは異なり、【コンボ_n】を持つカード自身もn枚に数えることに注意が必要です。 |
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スペルチェイン
自分の墓場のスペルがn枚以上のときに働く能力。プレイした【スペルチェイン_n】を持つカード自身はn枚に数えないことに注意が必要だ。
真紅
ターン中に自分のリーダーの体力をマイナスしていると働く能力。
ネクロチャージ
自分の墓場がn枚以上のときに働く能力。プレイした【ネクロチャージ_n】を持つカード自身はn枚に数えないことに注意が必要だ。
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