RAGE 2021 Autumnにてプレーオフに進出したデッキをまとめています。クラスやデッキタイプ別の使用数などのデータに加え、使用者が多かったデッキについての考察もしています。
RAGE2021 Autumnを考察!
7月25日に行われたRAGE2021 Summerの2次予選にて、見事プレーオフに進出したデッキを掲載!クラスやデッキタイプ別の使用数などのデータに加え、各デッキの考察もしているので参考にしてほしい。
RAGEプレーオフ進出者のデータ
プレーオフ進出者28名のデッキはこちら選手名 | 使用デッキ |
---|---|
きるか | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
tattan | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
CDG | 撤退ロイヤル 機械ネメシス |
teru | アクセラエルフ ラストワードネクロ |
むらきた | マナリアウィッチ 進化ドラゴン |
Garbage | アクセラエルフ ラストワードネクロ |
Clair|かきたね | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
azul | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
Beita/BFF | 撤退ロイヤル マナリアウィッチ |
hiropori | ラストワードネクロ 機械ネメシス |
MURA | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
井手パイセン/Bhh | マナリアウィッチ ラストワードネクロ |
Cappuccino | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
スターダスト | 撤退ロイヤル マナリアウィッチ |
Trigger | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
ルナ | ラストワードネクロ 機械ネメシス |
ペグ^2 | ラストワードネクロ 機械ネメシス |
猫羽かりんとう | アクセラエルフ ラストワードネクロ |
Wind | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
彼方 | ラストワードネクロ 機械ネメシス |
LVS|Ryu | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
びーびー | ラストワードネクロ 機械ネメシス |
めきょん | アクセラエルフ ラストワードネクロ |
掴む | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
しゅう | ラストワードネクロ 機械ネメシス |
もにゃーる | 進化ドラゴン アミュレットビショップ |
Surre | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
おトーヴさん | 撤退ロイヤル ラストワードネクロ |
クラス使用数(28名中)
ネクロマンサー | 23名 |
---|---|
ロイヤル | 15名 |
ネメシス | 7名 |
エルフ | 4名 |
ウィッチ | 4名 |
ドラゴン | 2名 |
ビショップ | 1名 |
デッキタイプ別使用数
ラストワードネクロ | 23名 |
---|---|
撤退ロイヤル | 15名 |
機械ネメシス | 7名 |
アクセラエルフ | 4名 |
マナリアウィッチ | 4名 |
進化ドラゴン | 2名 |
アミュレットビショップ | 1名 |
2デッキの持ち込みが大半を占める
ラストワードネクロ、撤退ロイヤルでのプレーオフ進出が大半を占める結果となった。どちらも単純にデッキパワーが高いうえ、高い勝率を要求されるRAGEにおいて、不利デッキが少なく安定感の高いデッキであることが要因だろう。
他のクラスも活躍
ヴァンパイア以外の7クラスがプレーオフ進出を決めており、ネクロマンサーとロイヤル以外にも選択肢があることが伺える。特にネメシス、エルフ、ウィッチに関しては一定数存在しており、今後の活躍にも期待できそうだ。
使用数上位3デッキの考察
ラストワードネクロ
ミルティオと金鉱の枚数に注目
最も採用が分かれていたのは、≪恋人≫・ミルティオと金鉱のネクロマンサーの枚数。それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらを採用するか悩むプレイヤーも多かったはず。両方のカードを1枚ずつ採用するプレイヤーも見られた。
≪恋人≫・ミルティオ | 【メリット】 ・5ターン目の盤面展開◯ ・エンハンスも強力 【デメリット】 ・消滅でリソース面が厳しくなる ・リアニメイトの出目が不安定 |
金鉱のネクロマンサー | 【メリット】 ・1コストでラスワカウントを稼げる ・ 自壊カードとしても優秀 【デメリット】 ・単体だと機能しにくい ・破壊されたフォロワーに依存 |
ネクロインパルスは減少傾向
高いフィニッシュ打点が魅力のネクロインパルスだが、ほとんどが2枚採用で、中には1枚のみの採用にとどまるプレイヤーもいた。盤面で戦うデッキである、セレスから加わるインモラルディザイアでダメージを稼げる、などの理由から採用枚数は減少傾向だ。
▶ラストワードネクロの詳細はこちら撤退ロイヤル
母なる慈愛採用が主流
多くのプレイヤーが自由枠である母なる慈愛を3枚採用しているのが印象的だった。融合するタイミングや使い方が難しいカードではあるが、撤退ロイヤルミラーでの強さや、うまく使えた時のパワーの高さが評価されている。
その他の自由枠は混戦
母なる慈愛以外の採用候補は人によってまちまちで、プレイヤーによって個性が出るポイントといえる。下の表で自由枠となるカードを並べたので、参考にしてほしい。
カード名 | 説明 |
---|---|
鎧袖一触 | 1コストでお手軽除去、エンハンスで全体除去が可能なスペル。ミストリナ&ベイリオンが手札にないと力を発揮できない。 |
自由なる冒険者 | 2/2/2の標準ステータスを備えつつ、後続のフォロワーを強化できる。 |
蒼心の少女・イオ | 回復効果でターンを稼ぎつつ、足りない打点を補える。 |
隠伏の記憶 | 回復&ドローが優秀なスペル。リオードと組み合わせることで真価を発揮する。 |
オーバーヒートデーモン | ラストワードネクロに対して効果的。進化して2面処理する動きも強力。 |
剣聖の一太刀 | ラミエルや大型フォロワーに対する有効打。コストが下がっていないとやや使いづらい。 |
機械ネメシス
全員がスロース型を選択
環境初期は操り人形ギミックを搭載したデッキが多かったが、直近のJCGメタレポートでも取り上げたように、現在は≪運命の輪≫・スロースなどを採用した型が主流。人形軸よりも1枚1枚のカードパワーが高く、安定した動きが可能になっている。
5,6コストのカードに注目
5ターン目や6ターン目の動きとなるカードとして何を選んだかが、人によって意見が分かれるポイントだった。招来の大天使、オーディン、終末の番人・スピネといった中コストカードを、各プレイヤーが思い思いに採用している。
サハイスラ採用型も
機械ネメシスを持ち込んだ7人中1人が、サハクィエル&イスラーフィール入り構築を使用。結晶サハイスラからサハイスラを出すことで全体除去しつつ一気にトレランスのコストを下げたり、オーディンを走らせてスレイプニルを場に残したりできる。
▶機械ネメシスの詳細はこちら中堅デッキ2種類の考察
数を伸ばす可能性ありのデッキ
上で紹介した3デッキよりは使用数は劣るものの、今後もメタゲームに絡んでくるであろう2デッキをピックアップ。どちらもデッキもパワーが高く、RAGEプレーオフの舞台でも活躍する可能性は高い。
アクセラエルフ
アリア型と追憶型が半々
アクセラエルフでプレーオフ進出を決めた4名のうち、2人が瘴気の妖精姫・アリア、2人が追憶の大天使をそれぞれ採用している。どちらも優秀な進化時効果を持っており、アリアであれば守護突破、追憶であれば手札入れ替えと、どちらも強みがある。
▶アクセラエルフの詳細はこちらマナリアウィッチ
デッキレシピはほぼ共通
エルモートと天外の片鱗の枚数が若干違うものの、4人のデッキレシピはほとんどが似たような構成になっている。JCGで優勝回数が多いマナリアウィッチが、RAGEでも存在感を見せた。
▶マナリアウィッチの詳細はこちら
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