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【シャドバ】もうすぐ3周年!WLD期〜DBN期を振り返り!【シャドウバース】

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【シャドバ】もうすぐ3周年!WLD期〜DBN期を振り返り!【シャドウバース】

シャドウバースの3周年を迎える前に、これまでの歴史を振り返り!昔からプレイしていたプレイヤーは当時を懐かしもう!

目次

WLD期

環境上位のデッキ

ニュートラルヴァンパイア

WLD ニュートラルヴァンプ

※当時はゴブリンリーダーが3コスト、豪拳の用心棒が4コスト。

ミッドレンジネクロ

WLD ミッドレンジネクロ

※当時は不死の大王が7コスト。

ニュートラルビショップ

WLD ニュートラルビショップ

その他活躍したデッキ

ニュートラルエルフニュートラルロイヤル潜伏ロイヤル
秘術ウィッチニュートラルウィッチランプドラゴン
キャットヴァンパイアアグロヴァンパイアコントロールヴァンパイア

主なできごと

時期できごと
17/6/29・ワンダーランド・ドリームズの登場
・シャドウリーパーなどのナーフ
7/1・GrandMasterランクの追加
7/31・合計7枚のナーフ
8/12〜・RAGE Wonderland Dreamsの開催
8/30・豪拳の用心棒などのナーフ

WLDの登場(17/6/29〜)

シャドウリーパーなどのナーフ

カード変更点
力比べ【修正前】お互いのフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては相手の場に攻撃できるフォロワーがいるならリーダーを攻撃できない
【修正後】お互いのフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては守護を持つ
シャドウリーパー【修正前】
2コスト
【修正後】
3コスト

TOG期終盤の覇者であるミッドレンジネクロのシャドウリーパーと、低ランク帯で猛威を奮っていた力比べ+ヘヴンリーイージスのコンボがナーフされた。この下方修正を期に、ミッドレンジネクロはより重めの構築へシフトしていくことになる。

ニュートラルヴァンパイアが爆発

Nヴァンプ

▲今でもSNS上では、「頭ワンドリ」「ワンドリなら◯◯」といった表現を見かけることも少なくない。

新環境開始から数日が経つと、ランクマッチはほぼ半分がNヴァンプという状態に。昏き底より出でる者の最大の弱点であるコストの重さをエンハンスバフォメットで、バフォメットの隙を序盤の強力な動きでカバーできる、完成度の高いデッキだった。

フィニッシュ時の印象から、昏き底より出でる者ばかりに注目が集まりがちだが、2/3/3+突進のトーヴゴブリンリーダー+不思議の探求者・アリスのコンボ、圧倒的コストパフォーマンスの豪拳の用心棒など、強力なカードを挙げればキリがない。

ヴァンパイアはヴァンパイアで対策

キャットヴァンプ

※当時はゴブリンリーダーが3コスト、豪拳の用心棒が4コスト。

しばらくするとヴァンパイア意識のヴァンパイアが流行するようになる。これが当初はほとんど注目されていなかった、ファントムキャットを軸とする新しい形のニュートラルヴァンパイアであり、上位プレイヤーを中心に好まれることとなった。

秘術ウィッチの活躍

WLD 秘術W

禁忌の研究者変異の雷撃により、潜伏状態の昏き底より出でる者を処理できることから、秘術ウィッチも注目を集め始める。環境にマッチしていたのはもちろん、オズの大魔女偉大なる魔術師・レヴィの二枚看板の追加が大きかった。

過去最多7枚のナーフ (7/31〜)

初のレジェンドナーフ

カード変更点
ゴブリンリーダー【修正前】
3コスト1/2
【修正後】
4コスト2/3
風の軍神・グリームニル【修正前】
守護
ファンファーレ エンハンス10; 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。これを4回行う。
【修正後】
相手リーダーへのダメージを削除
ウロボロス【修正前】
ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
ラストワード 自分のリーダーを3回復。ウロボロス1枚を手札に加える。

【修正後】
ラストワードの回復効果を削除
トーヴ【修正前】
2コスト3/3
このフォロワーは攻撃不可
自分の場に他のニュートラル・フォロワーが出たとき、 突進 を持ち、攻撃可能になる。

【修正後】
2コスト2/2
「このフォロワーは攻撃不能」効果を削除
バフォメット【修正前】
ファンファーレ 攻撃力5以上のヴァンパイア・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
エンハンス5: その後、そのコストを-3する。

【修正後】
ファンファーレ ヴァンパイア・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
エンハンス効果を削除
昏き底より出でる者【修正前】
潜伏
このフォロワーが潜伏 状態で攻撃したなら、相手のリーダーに6ダメージ。(進化後は8ダメージ)
ラストワード このフォロワーが潜伏 状態で破壊されたなら、相手のリーダーに6ダメージ。(進化後は8ダメージ)
【修正後】
進化前/進化後ともに、効果によるダメージが5ダメージに変更
スノーホワイトプリンセス【修正前】
進化後:2/3
【修正後】
進化後:2/2

圧倒的な使用率と勝率を誇っていたヴァンパイアを抑えるため、史上最多7枚のナーフが行われる。また、サービス開始当初は実施しないと明言されていたレジェンドカードのナーフだが、このタイミングで初めて行われることとなった。

ナーフを逃れたネクロマンサー

ヴァンパイアのナーフに合わせ、ドラゴン、ビショップの調整も行われ、ナーフ後の新環境では前環境強力だったミッドレンジネクロに注目が集まる。

8/12から開催されたRAGE Vol.5の予選大会では、ファイナリスト8名の内6名が使用するなど、結果的にこの環境で最も人気を集めたデッキとなった。

ニュートラルウィッチの台頭

Nウィッチ

上位のパワーダウンにより、スイーツウィッチルナルの魔術師・プリスなど、高性能のカードを複数擁するニュートラルウィッチの活躍が目立つようになる。大会シーンではいまひとつ結果を残しきれなかったものの、一戦の時間が短めだったこともあり、ランクマッチを中心に高い人気を誇っていた。

コントロールヴァンパイアの活躍

昆布

▲ナーフ後も昏き底より出でる者の恐怖は健在だった。

トーヴ、ゴブリンリーダーのナーフにより、ヴァンパイアの構築はコントロール軸にシフトして行く。豪拳の用心棒や緋色の剣士など、処理と展開を同時に行えるカードが多いのもポイントで、大会の配信をきっかけに一気に注目を集めることとなる。

再度4枚のナーフ (8/30〜)

魔将軍・ヘクターが遂に

カード変更点
ルナルの魔術師・プリス【修正前】
ファンファーレ 相手のフォロワー1体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。
エンハンス 7;このフォロワーは進化する
【修正後】
エンハンス効果を削除
魔将軍・ヘクター【修正前】
ファンファーレ 場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 3;ゾンビ1体を出す」をくり返す。その後、ターン終了まで、自分の他のフォロワーすべては+2/+0されて、突進 を持つ。
【修正後】
「場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 3;ゾンビ1体を出す」をくり返す。」を「ネクロマンス 8;ゾンビ2体を出す」に変更
豪拳の用心棒【修正前】
4コスト
【修正後】
5コスト
緋色の剣士【修正前】
必殺
ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に2ダメージ。自分のリーダーを2回復。
【修正後】
必殺
ファンファーレ 相手のフォロワー1体に2ダメージ。自分のリーダーを2回復。

ネクロマンサーの顔、魔将軍・ヘクターが遂にナーフされる。同時にランクマッチを中心に猛威を奮っていたプリスや、アグロ〜コントロールまで幅広いデッキに採用されていた豪拳の用心棒、緋色の剣士がナーフされ、環境は多少の落ち着きを見せる。

ニュートラルビショップの活躍

Nビショップ

▲ナーフによるコントロールヴァンパイアの減少も、ニュートラルビショップ増加の追い風となった。

環境全体のパワーが下がり、押し付けが得意なニュートラルビショップが再び幅を利かせるようになる。とは言え展開後の息切れ問題は依然改善されておらず、活躍の場はランクマッチが主であった。

SFL期

環境上位のデッキ

原初ドラゴン

SFL 原初ドラゴン

※当時は天界への階段が1コスト、原初の竜使いが3コスト。

アグロロイヤル

SLF アグロロイヤル

※当時はダラダラ天使・エフェメラが4コスト、トランプナイト招集が5コスト。

その他活躍したデッキ

OTKエルフアグロエルフ超越ウィッチ
秘術ウィッチランプドラゴン骸ネクロ
ミッドレンジネクロアグロヴァンパイアエイラビショップ

主なできごと

時期できごと
17/9/28・星神の伝説の登場
・不思議の探求者・アリスなどのナーフ
10/28〜・RAGE Starforged Legendsの開催
10/30・原初の竜使いなどのナーフ
11/29・次元の超越などのナーフ
12/23,24・RAGE World Grand Prix 2017開催

SFLの登場 (17/9/28〜)

ニュートラル軸の陥落

カード変更点
不思議の探求者・アリス【修正前】
ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。
【修正後】
ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+0する。
火遁の術【修正前】
相手フォロワー1体に3ダメージ。
自分の場に潜伏 状態のフォロワーがいるなら、3ダメージではなく6ダメージ
【修正後】
相手フォロワー1体に3ダメージ。
エンハンス 6;3ダメージではなく6ダメージ。
旅ガエル【修正前】
3コスト
【修正後】
4コスト
黄金郷の獅子【修正前】
7コスト
【修正後】
9コスト

WLD環境で大暴れした不思議の探求者・アリスが遂に粛清され、ニュートラル軸のデッキが陥落する。これ以降、ニュートラルエルフやニュートラルヴァンパイアの活躍こそあれど、ニュートラル軸のデッキを第一線で見かけることはなくなった。

環境の中心は原初ドラゴンとアグロロイヤル

17年10月使用率/勝率

▲10/30に施行された能力調整時の文章より抜粋。使用率、勝率ともにワンツーフィニッシュという結果に。

星神の伝説第1期は、原初ドラゴンとアグロロイヤルを中心に始まった。カード発表時はあまり注目されていなかった原初の竜使いに加えジャバウォックまで採用した、一見ロマン溢れるデッキの大型連勝がSNS上で普及し、多くのユーザーを驚かせた。

触れたいのですか?

原初ドラゴン

▲当時3コストだった原初の竜使いのプレイで、原初の竜使いの効果が発動するのも大きなポイントだった。

結果的に前述のジャバウォックは抜け、バハムートをはじめとした、ミラーマッチを意識したランプ型の構築が原初ドラゴンの主流となる。ナーフや環境に合わせて、構築の大きな変更が見られたのも印象的で、環境後期にはヒッポグリフの乗り手などを採用したフェイスドラゴンのような構築も多かった。

圧倒的速度のアグロロイヤル

アグロロイヤル

▲ほとんどのデッキが、エフェメラ→マスタークノイチ→円卓会議の動きを食い止めることができなかった。

星神の伝説でペルセウス円卓会議を手に入れたアグロロイヤルが、原初ドラゴンと双璧を成した。

デッキパワーの向上はもちろん、原初ドラゴンの本領発揮が中盤以降だったのもポイントで、原初の竜使いの効果が発動する覚醒状態に入る前に圧殺するというコンセプトが上手く機能していた。

すぐ下に骸ネクロやアグロエルフも

アグロエルフ

▲妖精の調べの全体強化は、前環境の覇者である、不思議の探求者・アリスを彷彿とさせた。

上位2デッキのすぐ下に続いたのが骸ネクロとアグロエルフ。骸ネクロは天界への階段というリソース補充手段を、アグロエルフは対空射撃妖精の調べといった優秀なカードを手に入れたことで、各々の弱点を上手くカバーすることに成功した。

激しい環境争い (10/30〜)

大幅な弱体化

カード変更点
ダラダラ天使・エフェメラ【修正前】
4コスト
【修正後】
5コスト
トランプナイト招集【修正前】
5コスト
【修正後】
6コスト
原初の竜使い【修正前】
3コスト1/5
【修正後】
4コスト1/3

STD期のエルフ、TOG期のネクロ、WLD期のヴァンプと、下方修正が入っても変わらずTier1に居座り続けたデッキが多かったからか、原初ドラゴン・アグロロイヤルともに大幅な弱体化を受ける。

パワーカード2枚を失ってしまったアグロロイヤルは環境から姿を消すことになるが、原初ドラゴンはこれだけの打撃を受けたのにも関わらず、ナーフ直後に行われたRAGE予選でファイナリストに。この事実だけでも、ナーフ前のパワーの高さが窺える。

環境の低速化

SFL 超越ウィッチ

※当時は次元の超越が18コスト。

▲サブプランにギガントキマイラを獲得。この形は台湾超越と呼ばれ、上位プレイヤーを中心に愛用された。

ダラダラ天使・エフェメラの弱体化により、アグロデッキが減少し、超越ウィッチが環境の頂点に君臨するように。これまでマーリンの採用が必須と思われていた超越ウィッチだが、精神統一の追加によりその必要がなくなったのも大きな変化であった。

Point!RAGEのベストバウトとして挙げる人も多いマンモス超越ドロシーもこの頃でした。

アグロデッキの流行

勢い付く超越ウィッチを食い止めようと、アグロデッキが再び環境に姿を現すようになる。前述のアグロエルフに加え、WLD期から強力なアグロヴァンプも数を増やし、アグロ、ミッドレンジ、コントロール、超越のすべてが存在する難しい環境になる。

さらなるバランス調整 (11/29〜)

細部のバランス調整が進められる

カード変更点
天界への階段【修正前】
1コスト
カウントダウン7
【修正後】
2コスト
カウントダウン6
次元の超越【修正前】
18コスト
【修正後】
20コスト
水竜神の巫女【修正前】
5コスト4/5
【修正後】
5コスト3/4
破魂の少女【修正前】
2コスト2/2
【修正後】
2コスト2/1
邪悪なる妖精・カラボス【修正前】
6コスト6/6
【修正後】
6コスト5/5

さらなる環境の多様化を目指し、低速デッキのストッパーとなっていた次元の超越が若干の下方修正を受ける。その他環境で幅を利かせていたデッキのキーカードも微調整され、より細部まで環境の整備が進められた。

ナーフを逃れた秘術ウィッチ

上記の下方修正を受け、上位デッキの中でナーフを逃れた数少ないデッキである秘術ウィッチが増加。当時の数少ない回復カードであった水竜神の巫女がナーフにより若干減少したことも追い風となった。

World Grand Prix 2017の開催

World Grand Prix 2017

Shadowverse World Grand Prix 2017が開催され、紅茶/PaR選手が優勝。見事なプレイングに観客が沸くも束の間、優勝賞金100万ドルという高額賞金を手にすることができる2018年大会の開催が発表され、e-sports界に存在をアピールした。

CGS期

環境上位のデッキ

ローテーション

白狼エルフニュートラルエルフドロシーウィッチ
秘術ウィッチ無謀ドラゴン峡谷ドラゴン
ミッドレンジネクロリアニメイトネクロ復讐ヴァンパイア

アンリミテッド

OTKエルフ超越ウィッチドロシーウィッチ
秘術ウィッチランプドラゴンリアニメイトネクロ
アグロヴァンパイア復讐ヴァンパイアコントロールヴァンパイア

主なできごと

時期できごと
17/12/29・ネメシスの誕生
・ローテーション/アンリミテッドの実装
・時空転生の登場
18/1/20〜・Premier Cup 2018 Tokyoの開催
1/24・バハムートなどのナーフ
・制限カードの登場
1/30・マナリアの知識の制限
2/3〜・RAGE Chronogenesisの開催
3/15〜・初のグランプリ開催

新たなステージへ (17/12/29〜)

ネメシスの誕生

CGS AFネメシス

※当時はデウスエクスマキナが6コスト。

時空転生の実装と同時に、ネメシスクラスが追加された。新環境初日こそ、デウスエクスマキナを活かした圧倒的な盤面制圧力やリソース補充能力に注目が集まったものの、徐々に影を潜めていく。

フォーマットの分離

CGS ローテーション

▲時空転生追加時のもの。バハムート降臨〜時空転生までのカードが使用可能だった。

またこのタイミングで、フォーマットもローテーションとアンリミテッドに分かれることになる。フレッシュな体験を楽しめ、新規参入の障壁も低いローテーション、ダイナミックな戦いが味わえるアンリミテッドという棲み分けを企図したものだった。

ミッドレンジネクロの流行

CGS ミッドレンジネクロ

※当時はスカルリングが3コスト、不死の大王が7コスト。

スタン落ちの影響が少ない上、スカルリング冥守の長・アイシャなどのパワーカードを獲得したミッドレンジネクロを中心に、ローテーション環境はスタートした。ほとんどのデッキが暗中模索する中、デッキの基盤が出来上がっていたのも大きく、特に環境初期は図抜けた勝率を誇っていた。

秘術ウィッチがネクロを抑える

CGS 秘術ウィッチ

▲魔将軍・ヘクターのために整えられた盤面を、偉大なる魔術師・レヴィで一掃することができる。

環境が少し進み、ミッドレンジネクロに対して有利に立ち回ることができる秘術ウィッチが増加する。そのバーンダメージの豊富さから、ゲームスピードが速い点もユーザーに評価され、ランクマッチを中心にかなりの流行を見せることとなる。

アンリミテッド環境も大荒れ模様

CGS OTKエルフ

▲Premier Cup 2018 Tokyo大会上位8名の内、6名がエルフを使用していた。

導きの妖精姫・アリアマナリアの知識の追加により、アンリミテッド環境も大荒れに。

中でも圧倒的だったのは、高い確率で7ターン目でのフィニッシュを決めてくるOTKエルフであり、環境はOTKエルフよりもさらに速度の速いアグロデッキか、メタカードや守護の連打でOTKを妨害できるデッキのみになった。

環境が激変(18/1/24〜)

制限カードの登場

カード変更点
導きの妖精姫・アリアアンリミテッドで1枚制限に
マナリアの知識アンリミテッドで1枚制限に
(1月30日に緊急追加)
ブラッドウルフアンリミテッドで1枚制限に

Premier Cupが終了した直後、アンリミテッドでの制限カードが指定される。制限カードの指定と同時に行われた下記の下方修正の影響もあり、暴れ回っていたデッキの勢いが弱まったことで、アンリミテッドは均衡の取れた環境へと変化した。

無謀なる戦+バハムートが可能に

カード変更点
バハムート【修正前】
10コスト13/13
ファンファーレ 他のフォロワーとアミュレットすべてを破壊する。
相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
【修正後】
10コスト9/9
ファンファーレ 他のフォロワーすべてを破壊する。
相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
幻惑の奇術師【修正前】
2コスト2/2
【修正後】
2コスト2/1
不死の大王【修正前】
7コスト
【修正後】
8コスト

シャドウバースの顔と言って過言でないバハムートの能力調整により、ローテーション環境も大きな動きを見せる。アミュレットが破壊されなくなったことで、無謀なる戦を採用したデッキが環境を席巻。

CGS 無謀なる戦

▲ファンファーレで守護を退かして大ダメージ。この能力調整は上方修正だと叫ぶ声も少なくなかった。

能力調整により大味な環境になってしまったかと思われたが、援護射撃不滅の英雄・ローランといった、これまでバハムートに抑え込まれてきたカードも環境に姿を現すようになり、多様化が進んだ。

ドラゴンを中心に環境が動く

CGS 無謀ドラゴン

▲弊サイトでライターを務めるゼロも、無謀ドラゴンを使用してファイナリストの夢を叶えた。

環境が多様化したとは言え、やはり無謀なる戦とバハムートのコンボは驚異であり、環境は無謀ドラゴンを中心に動いた。その影響力は、無謀なる戦のためだけに堕天が採用されるほどであり、コントロールデッキの構築の幅を狭める要因にもなっていた。

上位に大きな変化は見られず

合計3枚のカードの能力調整が行われたが、依然ランプドラゴンや秘術ウィッチ、ミッドレンジネクロが有力な環境は続いた。マイナーチェンジを施すことで環境に居座り続けたこの対応力は、各デッキのポテンシャルの高さを窺わせる。

ドロシーウィッチの復権

CGS ドロシーウィッチ

この時、無謀ドラゴンと同じかそれ以上に注目を浴びていたのがドロシーウィッチ。マナリアの知識の追加によって安定感が大きく向上したデッキであり、若干の下方修正を受けた秘術ウィッチから乗り換えるプレイヤーも多く見られた。

様々なデッキの活躍が見られる

結局1月24日のナーフから新パックの追加まで能力調整はなく、数字上ではかなりバランスが取れていた環境であったことが窺える。全体の傾向としてアグロデッキが少なく、これまで振り返ってきた中では一番の低速環境となった。

DBN期

環境上位のデッキ

ローテーション

アグロエルフコントロールエルフミッドレンジロイヤル
ギガントキマイラウィッチジンジャーウィッチランプドラゴン
原初ドラゴン教会ビショップアーティファクトネメシス

アンリミテッド

OTKエルフニュートラルエルフアグロロイヤル
ミッドレンジロイヤル超越ウィッチドロシーウィッチ
骸ネクロリアニメイトネクロ復讐ヴァンパイア

主なできごと

時期できごと
18/3/29・起源の光、終焉の闇の登場
・魔界の女王などのナーフ
4/29・初めての上方修正
5/5〜・RAGE Shadowverse Pro League 開幕
5/12〜・RAGE Dawnbreak, Nightedgeの開催
5/30・初のアディショナルカード実装

DBNの登場 (17/3/29〜)

魔海の女王などのナーフ

魔海の女王【修正前】
10コスト7/7
ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルでないカード1枚のコストを0にする。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。
【修正後】
10コスト5/5
ファンファーレ 手札のニュートラル・カード(魔海の女王を除く)1枚と、ニュートラルでないカード1枚のコストを-5する。その後、それら以外の手札をすべて捨てる。
蠢く死霊【修正前】
1コスト1/2
【修正後】
1コスト1/1

SFL期はウルズなどと、CGS期は無謀なる戦と組み合わせることで、とんでもないダメージを叩き出すことができた魔海の女王が遂にナーフされる。様々なコンボの可能性を持つこのカードは、今後のカードデザインに影響してしまうと判断された。

チョイスの追加

ヴァンピィ チョイス

▲どのヴァンピィちゃんが一番お気に入り?

起源の光、終焉の闇から、新キーワード能力「チョイス」が追加される。1枚のカードから複数の役割を見出だせるようになったことで、プレイヤースキルが以前よりもさらに問われることとなった。

ミッドレンジロイヤルの大活躍

DBN ミッドレンジロイヤル

▲事前評価の低かったスカイフォートレスだが、蓋を開けてみると非常に厄介なカードであった。

白と黒の決闘など、分かりやすいパワーカードが複数追加されたミッドレンジロイヤルが環境を支配。

相手よりも先にアーサーを出せるよう、ガウェインが採用され、ガウェインに攻撃させないよう、盤面を空にしてターンを渡す動きが広まり、その動きを逆手に取って援護射撃が採用されるなど、メタゲームの移り変わりが目まぐるしいデッキだった。

動きの幅が広がった教会ビショップ

DBN 教会ビショップ

頂きの教会+ヘヴンリーナイトの強力なコンボを擁し、元々ポテンシャル自体は高かった教会ビショップだが、ケリュネイアの追加によって環境上位に。

複数のアミュレットを暗転の牝鹿・ケリュネイアで一気に開く動きはドロシーウィッチを彷彿とさせ、ドロシービショップと形容されることもあった。

ネメシスも一線級に

DBN アーティファクトネメシス

▲フィニッシャー枠を造られし獣人・サフィラにするのか、鉄鋼の拳闘士にするのかで好みが分かれた。

造られし命・ミリアムの追加により安定感を増したことで、ネメシスも遂に第一線に姿を見せるようになった。盤面処理に長け、環境トップのミッドレンジロイヤルに対して大きな有利が付いていたことから、競技シーンでも人気も非常に高かった。

茨の森が環境に刺さる

DBN アグロエルフ

茨の森により、アーティファクトでの盤面干渉を妨害できるエルフも流行。アグロエルフを中心に、ジャングルの守護者でのフィニッシュを目指すミッドレンジ、キングエレファントでの大ダメージを狙うコントロールなど、様々な形が見られた。

アンリミテッドではゼウスが活躍

常闇の梟という新しい葬送手段が追加されたことで、アンリミテッドではケリドウェンからゼウスを釣り上げるリアニメイトネクロが流行。コンボに必要なカードが多く、安定性の低さから勝率は伸び悩んだが、好んで使用するプレイヤーも多かった。

初めての上方修正 (4/26〜)

目立った変化はなし

カード変更点
呪われた忠誠【修正前】
3コスト
【修正後】
2コスト
災厄の屍王【修正前】
4コスト4/4
このフォロワーは攻撃不能。
自分のターン開始時、ネクロマンス 6; このフォロワーは進化する。
【修正後】
4コスト5/4
このフォロワーは攻撃不能。
自分のターン開始時、ネクロマンス 4; このフォロワーは進化する。

上位のバランスは取れていた一方で、ローテーションにおけるネクロの使用率の低さが目立っていたことから、初めての上方修正が行われる。中でも災厄の屍王は大きな注目を集めたものの、結果的にこの環境でネクロが環境上位になることはなかった。

プロリーグが開幕

プロリーグ開幕

5月5日に幕張メッセで行われたシャドバフェスのメインステージを貸し切り、遂にシャドウバースのプロリーグが開幕する。当時は現在と比べてチーム数も少なく、アンリミテッドも採用されていた。

秘蔵デッキでファイナリストに

ソルトドラゴン

▲大会配信を沸かせたソルト選手のドラゴン

前述のミッドレンジロイヤルやAFネメシスの注目度が高い中で行われたRAGE予選大会では、意外なデッキがファイナリストまで登り詰める。疾走を多く搭載したランプドラゴンや原初ドラゴンの活躍は、環境理解の重要性を大きく知らしめた。

初のアディショナル (5/30〜)

新アーキタイプの誕生

DBN アディショナル

常に新鮮な環境が楽しめるよう、DBNからアディショナルカードが追加されるようになる。スパルタクス幽霊支配人・アーカスといった独特な効果を持ったカードの追加は、両フォーマットの環境を大きく変えることとなった。

さらなるドラゴンの強化

RAGE予選から頭角を現したドラゴンは、フィルレインの追加により、グランドファイナルでも7名が使用するなど、頭一つ抜けた存在となる。回復から打点まで備えている上、アーキタイプの判別が難しく、どこを取っても隙のないデッキであった。

下方修正のなかった3ヶ月

DBN ミッドレンジネクロ

※当時はスカルリングが3コスト。

▲幽霊支配人・アーカスの登場により、環境終期はネクロマンサーも戦えるようになっていた。

終わってみれば起源の光、終焉の闇期は、3ヶ月の間に下方修正が一切なく、非常にバランスの取れていた環境であった。グランブルーファンタジーとのコラボパック、蒼空の騎士も発表され、シャドウバースはさらなる盛り上がりを見せる。

一番強かったデッキはどれ?

一番強かったと思うデッキを選ぼう!

最終投票を実施!

CLC〜TOG、WLD〜DBN、BOS〜STRの各期間で最強デッキアンケートを行い、各期間のアンケート上位3デッキを集めた最終決戦投票を実施予定!サービス期間中に一番強かったデッキをみんなで選んで、シャドウバースの3周年をお祝いしよう!

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