RAGEプロツアー3rd Seasonを考察!
プロ選手使用デッキをチェック
9月4日(日)に行われた、RAGE シャドウバース プロツアー 3rd Season予選にて、プロ選手が使用したデッキを紹介。クラスやデッキタイプ別の使用数などのデータに加え、各デッキの考察もしているので参考にしてほしい。
プロツアーのルールや概要はこちらプロツアー3rd Season予選のアーカイブ
プロツアーの使用デッキまとめ
チームごとのデッキ一覧
各デッキ名をクリックするとデッキレシピが見れます。
AXIZ
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
Gemo選手 | ラティカエルフ 進化ロイヤル | 2勝5敗 Aグループ8位 |
Rumoi選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 3勝4敗 Bグループ7位 |
au デトネーション
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
Spicies選手 | ラティカエルフ ハンドレスヴァンプ | 3勝4敗 Aグループ4位 |
ユーリ選手 | ラティカエルフ ハンドレスヴァンプ | 3勝4敗 Bグループ4位 |
G×G
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
拓海選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 5勝2敗 Aグループ1位 |
かきp選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 4勝3敗 Bグループ3位 |
名古屋OJAベビースター
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
まっつ選手 | フラグラネクロ ハンドレスヴァンプ | 5勝2敗 Aグループ2位 |
ののさん選手 | 進化ロイヤル 人形共鳴ネメシス | 3勝4敗 Bグループ4位 |
福岡ソフトバンクホークスゲーミング
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
MURA選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 4勝3敗 Aグループ3位 |
Atom選手 | ラティカエルフ モノヴァンプ | 5勝2敗 Bグループ1位 |
横浜F・マリノス
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
水煮選手 | 秘術ウィッチ ハンドレスヴァンプ | 3勝4敗 Aグループ7位 |
あぐのむ選手 | 秘術ウィッチ ハンドレスヴァンプ | 5勝2敗 Bグループ2位 |
よしもとゲーミング
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
ふぇぐ選手 | ラティカエルフ 進化ロイヤル | 3勝4敗 Aグループ4位 |
きょうま選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 2勝5敗 Bグループ8位 |
レバンガ☆SAPPORO
選手名 | 使用デッキ | 勝敗(順位) |
---|---|---|
Era53選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 3勝4敗 Aグループ4位 |
pazuu選手 | ラティカエルフ フラグラネクロ | 3勝4敗 Bグループ4位 |
クラス使用数(16名中)
本戦進出者は上位3名×2グループの6名です。
クラス | 使用人数 (使用率) | 本戦進出数 (進出率) |
---|---|---|
エルフ | 12名 (75.00%) | 4名 (33.33%) |
ネクロマンサー | 8名 (50.00%) | 4名 (50.00%) |
ヴァンパイア | 6名 (37.50%) | 3名 (50.00%) |
ロイヤル | 3名 (18.75%) | 0名 (0.00%) |
ウィッチ | 2名 (12.50%) | 1名 (50.00%) |
ネメシス | 1名 (6.25%) | 0名 (0.00%) |
デッキタイプ別使用数
ラティカエルフ | 12名 |
---|---|
フラグラネクロ | 8名 |
ハンドレスヴァンプ | 5名 |
進化ロイヤル | 3名 |
秘術ウィッチ | 2名 |
モノヴァンプ | 1名 |
人形共鳴ネメシス | 1名 |
リーダー組み合わせ
クラス1 | クラス2 | 使用人数 (使用率) |
---|---|---|
エルフ | ネクロマンサー | 7名 (43.75%) |
エルフ | ヴァンパイア | 3名 (18.75%) |
エルフ | ロイヤル | 2名 (12.50%) |
ウィッチ | ヴァンパイア | 2名 (12.50%) |
ロイヤル | ネメシス | 1名 (6.25%) |
ネクロマンサー | ヴァンパイア | 1名 (6.25%) |
本大会の環境考察
ラティカエルフが台頭
今大会の出場選手16名中12名がラティカエルフを使用。聖緑の輝き・カーバンクルの追加で強化されたものの、JCGなどの大会では目立った結果を残せていないデッキだったが、フラグラネクロに有利なことが評価され、大多数の選手が使用したと思われる。
構築の自由度が高いラティカエルフ
今大会では、名古屋OJAベビースターと横浜F・マリノスを除いたすべてのチームがラティカエルフを選択。ラティカエルフは構築の自由度が高く、メタ対象にするデッキによって採用カードを変えられるという強みのあるデッキだ。
各チームが採用していたカード
カード名 | 採用チーム(説明) |
---|---|
干絶の飢餓・ギルネリーゼ | よしもとゲーミング |
ドレインによって体力を大きく回復できるので、秘術ウィッチやハンドレスヴァンプなどに対して耐性が上がることが魅力。進化権を必要とする点とニュートラルフォロワーである点がデメリットだ。 | |
シードショット | G×G 福岡ソフトバンクホークスゲーミング よしもとゲーミング |
ドローと除去を同時に行える優秀なスペル。自然ギミックを採用しない場合や、ドローソースを多く採用したい場合に採用候補となる。 | |
妖精の騎士・タムリン | AXIZ 福岡ソフトバンクホークスゲーミング よしもとゲーミング |
ビクトリーブレイダーを処理できるカード。疾走が付与される条件は厳しいので、確定除去効果でビクトリーブレイダーや大型守護を処理する使い方がメインだ。 | |
ウィンドランサー | AXIZ au デトネーション |
条件を満たすと3コスト4/4の疾走フォロワーとなり、ラティカOTKの打点を補助できる。妖精の騎士・タムリンとは異なり、疾走が付与される条件が緩いことがメリット。 | |
夢のもてなし | au デトネーション レバンガ☆SAPPORO |
ビクトリーブレイダーを処理できるカード。妖精の騎士・タムリンとは異なり、太陽の勇士・セタスやインペリアルセイントのような、厄介なラストワードを持つフォロワーを変身させられることがメリット。 | |
太陽の勇士・セタス | 福岡ソフトバンクホークスゲーミング |
本体でのプレイがミラーマッチで有効。アクセラレートでプレイした際に手札に加わる仁義の発動で除去と回復も可能で、アグロデッキに対する耐性も上がる。 |
フラグラネクロの使用率が予想を下回る
JCGなどの大会で非常に高い使用率を誇っていたフラグラネクロを選択した選手は、半数の8名のみに留まった。ラティカエルフの台頭を予想した選手は、フラグラネクロの使用を控えたのだろう。
攻略班 | ラティカエルフが多く立ち位置が悪かったにも関わらず、本戦進出率は50%と高いので、デッキパワーの高さが伺えます。 |
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ハンドレスヴァンプの活躍
全16名の選手のうち、5名がハンドレスヴァンプを選択。非常に攻撃的なデッキなので、手札次第ではラティカエルフやフラグラネクロのフィニッシュターンよりも先に試合を決めきることができる。
モノヴァンプが好成績
今大会で唯一モノヴァンプを持ち込んだAtom選手が、Bグループ1位通過を果たした。アビスドゥームロードのダメージ無効化が優秀で、使用率の高いラティカエルフやフラグラネクロに対して有利に戦える強力なデッキだ。
攻略班 | Atom選手のモノヴァンプはユリアスの代わりにベルエンジェルが採用されており、進化ロイヤルにも戦いやすいようにチューニングされていることに注目です。 |
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マリノスは秘術WとハンドレスVを使用
横浜F・マリノスの2選手は秘術ウィッチとハンドレスヴァンプを使用し、流行しているラティカエルフ、フラグラネクロを外した攻撃的なデッキ選択だった。あぐのむ選手は本戦進出を決めており、今大会の環境では有効な持ち込みであったことが伺える。
環境に大きな変化が
今大会でラティカエルフが台頭したことにより、プロツアーのデッキ発表後に開催されたJCGではラティカエルフの使用率が急増した。今後もラティカエルフに対抗できるデッキが増加するなど、環境が変化していくことが予想される。
JCGにおけるラティカエルフの使用者数
予選 | 決勝 | |
---|---|---|
8/26 | 15名 | 0名 |
8/28 | 16名 | 1名 |
9/3 | 70名 | 4名 |
9/4 | 92名 | 9名 |
攻略班 | プロツアーのデッキ発表後の9/3の大会から、ラティカエルフの使用者数が急激に増加しています。 |
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