ShadowverseEVOLVE(シャドウバースエボルヴ)の新カードをGamewithが限定公開!新カードの情報に加え、アプリ版での活躍やどう変わったか、どのようなカードと相性が良いかも考察しています。
ShadowverseEVOLVEとは
シャドウバースが紙のカードで新登場!
TCGならではのシステムが多数搭載
ShadowverseEVOLVEは、4月28日に発売となる新作トレーディングカードゲーム。基本ルールをアプリ版Shadowverseから受け継ぎつつ、テーブルトップで遊べるよう独自ルールを盛り込んでいるのが特徴だ。
懐かしのカードが多数収録
最初の商品となるスターターデッキ第1~6弾やブースターパック第1弾「創世の夜明け」では、アプリ版初期に活躍した数々のカードが収録されている。懐かしさも感じるカードたちにワクワクできる商品となっている。
シャドバ新作TCG発表会で公開された情報まとめ独占公開カードは《骸の王》!
クラス | 種類 | タイプ | レアリティ |
---|---|---|---|
ナイトメア | フォロワー | 死者 | レジェンド |
収録弾 | |||
ブースターパック第1弾 「創世の夜明け」 |
《骸の王》9 6 6
これをプレイする際、場のスタンド状態の《ナイトメア》カード4枚を墓場に置く、または、EXエリアの《ナイトメア》カード4枚を消滅:コストを-9する。
アプリ版《骸の王》はコチラ《骸の王》のアプリ版での活躍
『骸ネクロ』デッキのキーカード
《骸の王》は自身の名を関する『骸ネクロ』というデッキのキーカードとして、リリース初期から活躍してきた一枚。当初はコストとなる4体のフォロワーを並べるのが難しく、ややロマン寄りのカードだった印象。
しかし、低コストかつラストワード持ちの強力なカードが増えるにつれて活躍の幅は広がり、全てのカードが使えるアンリミテッドでは昔から現在に至るまで長い間活躍している。
現在の骸ネクロのアンリミデッキレシピ在りし日の『骸ネクロ』(2017年の動画)
アプリ版《骸の王》と異なる点
元ヴァンパイアのカードとも一緒に使える
2クラスが統合された「ナイトメア」のカード
エボルヴでは、ネクロマンサーとヴァンパイアのリーダーが存在せず、「ナイトメア」という新規タイプに統合されている。そのため、アプリ版では同時に使うことがなかったヴァンパイアのカードとの組み合わせも可能になっている。
場に出る際の能力が少し異なる
場が埋まっていてもプレイできる
エボルヴでは場が5枚のカードで埋まっていても、そのうち4枚を墓場に送ることで出すことができる。アプリ版とは違い、フォロワー1体を残しながら《骸の王》を展開できるため、幅広いカードとの組み合わせが期待できるようになっている。
トークン生成カードとの組み合わせが可能に
エボルヴ版《骸の王》はトークンカード専用の手札と言える「EXエリア」のカード4枚を消滅させることでも出せるようになっている。必ずしも場にカードを並べる必要がないというのは大きな変更点だ。
攻撃後のフォロワーを利用することは不可
場のカードをコストにする場合、スタンド状態でなければならない。攻撃させてアクト状態になった《ゴースト》トークンなどを利用することはできない点に注意。
ニュートラルカードとは組み合わせNGに
《骸の王》のコストとして墓場に送れるカードは「ナイトメア」のカードに限られる。そのため、ニュートラルのカードとのコンボは狙えない。ラストワード持ちの《ベルエンジェル》など、相性の良さそうなカードが使えない点に注意しよう。
アミュレット効果はラストワードでは無くなった?
余談だが、今作で発表されているアミュレットはカウントダウン+ラストワードの形ではなく、アクト+墓場に送ることで能力が起動するものが多い。そのため、アプリ版の『骸ネクロ』のようにアミュレットを破壊することでカウントダウンを踏み倒し、アドバンテージを得る使い方は難しそうだ。
出しやすい代わりにスタッツが減少
巨大フォロワーとしての存在感はやや控えめに
今作の《骸の王》は後述の《ファントムハウル》などとの組み合わせにより、カード2枚のみの消費で3ターン目に着地する。アプリ版と比べて出しやすいためか、スタッツがアプリ版の8/8から6/6に変更されている。
相手リーダーを攻撃しやすい
基本的にアクト状態(横向き)にならなければ相手フォロワーに攻撃されないのが今作。アプリ版と比べて出した直後の相手ターンで破壊されづらく、多くの場合で相手リーダーの体力を6点減らせる。さらにその後に相手に処理を強要させられるため、非常に強力なカードと言えるだろう。
どんな使い方になりそう?
1.ネクロマンサー型
ゴーストを生成し、そのまま墓場に送る
現在公開済みのカードプールだと、最も素直な使い方と言えるのがネクロマンサー型になるだろう。《ゴースト》トークンを生成するカードと組み合わせることで、《骸の王》の早期着地が狙える。
注目カード1《ファントムハウル》
アプリ版と異なり、固定でゴースト4体を生成する効果になった《ファントムハウル》。発動前に墓場を肥やす必要がなくなったため、このカードと《骸の王》の2枚ですぐに着地させる事ができるようになっている。
先攻でも後攻でも3ターン目に《骸の王》をプレイできる、ベストな組み合わせだ。『骸ネクロ』流行初期に活躍したコンボは、TCG版でも少し形を変えて健在なようだ。
注目カード2《悪戯なネクロマンサー》
《悪戯なネクロマンサー》はアプリ版と異なり、コストが3に減ったうえに進化時にゴースト3体を生成するように。後攻なら3ターン目、先攻なら4ターン目に進化することで《骸の王》のコストを供給できる。
ただ、進化した《悪戯なネクロマンサー》本体を墓場に送るのは少しもったいない。前のターンに《眷属の召喚》などで小型フォロワーを展開しておいて、無駄なく動きたいところだ。
エボルヴにおける進化
今作での進化システムは、アプリ版と大きく異なっている。進化できるのは、エボルヴデッキに専用の「エボルヴフォロワー」が用意されたフォロワーのみ。
また、進化ターンの制限は無く、能力欄に書かれているコストを支払うことで進化することができる。
EPは進化のコストのPP1分として使用でき、後攻プレイヤーにのみ3つ配られる。上記《悪戯なネクロマンサー》なら、後攻プレイヤーは3ターン目に3PPで出した後に1EPを消費して進化できるが、先攻プレイヤーはEPが無いため4PP使える4ターン目にしか進化できない。
2.ヴァンパイア型
フォレストバットで器用に戦う
《フォレストバット》を使う元ヴァンプのカードを主軸とする型。《ゴースト》と比べて自壊しないため、複数ターンにまたがって《骸の王》着地の準備ができるのが強み。サポートカードも豊富にあるので、《骸の王》に頼りすぎることのないデッキになりそうだ。
注目カード1《眷属の召喚》
本作の《眷属の召喚》は、1PPでフォレストバットを1体出しつつ、EXエリアにフォレストバットを1枚加えられる。アプリ版よりも小回りが効きやすくなっており、《骸の王》デッキに限らず活躍できそうな1枚だ。
注目カード2《夜の群れ》
《夜の群れ》はコストが3に減った以外はアプリ版と同じ効果。フォレストバット2体を展開しつつ相手フォロワーを除去できる優秀なカードだ。既にフォレストバットが2体出ていれば、4ダメージを与えつつ《骸の王》に繋げることができる。
エボルヴでは、交戦でフォロワーを処理しにくくなっているため、相手フォロワーを除去する手段はより重要になっている。本作での活躍に期待ができる一枚だ。
注目カード3《クイーンヴァンパイア》
フォレストバット主軸のデッキにする場合、《クイーンヴァンパイア》は是非採用したいカード。盤面にフォロワー2体がいる状態で出せば、クイーンヴァンパイアを残しながら《骸の王》を出し、さらに守護フォロワーを2体展開できる。
また《骸の王》のコスト目的ではなく、守護で相手フォロワーの攻撃から守るためにも使うことができる。骸の王が攻撃できる回数を増やすためにも活躍する一枚だ。
Point! | 《骸の王》が引けなかった際のパワーカードとしても頼れますね。 |
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Q&A
Q1
Q.《骸の王》は自分の場に上限である5体のフォロワーやアミュレットが存在する際に、そのうち4体を墓場に置いてプレイすることはできますか?
A.はい、プレイできます。
アプリ版とは異なり、盤面が埋まっていてもプレイできるのは大きなメリットです。
Q2
Q.《骸の王》によって場から墓場に置かれたカードのラストワード能力は発動しますか?
A.はい、ラストワード能力は働きます。
やはり、アプリ版同様に、ラストワードとの相性は抜群なようです。今後も発表されるであろうラストワード持ちのカードには要注目です。
Q3
Q.《ゴースト》等のトークンカードが場から墓場に置かれた場合、墓場の枚数としてカウントされますか?
A.トークンは墓場にいかないためカウントされません。
シャドウバースエボルヴには墓場の数を参照する能力「ネクロチャージ」がありますが、《ファントムハウル》+《骸の王》で一気に5枚追加!という動きはできません。
Q4
Q.カードの能力でフォロワーが場に出た後、《骸の王》をプレイするまでに、対戦相手がクイックスペルを使うタイミングはありますか?
A.フォロワー攻撃時とエンドフェイズ時以外は相手ターン時にクイックスペルは使用できません。
基本的に、小型フォロワーの展開から《骸の王》着地までで妨害される事はなさそうです。ただし、フォロワー展開の後に攻撃をしてしまうと、数を減らされてプランを崩される可能性があります。相手のPPが余っている時はクイックスペルに注意しましょう。
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