ローテーションの「スペルウィッチ(ライオウィッチ、秘術バーンウィッチ、開闢ウィッチ)」デッキの解説記事です。スペルウィッチの型の違いによるメリット・デメリットの解説の他、立ち回りについても掲載しているので、参考にしてください。
更新日時 | 2019/05/29 |
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はじめに
スペルウィッチを紐解く
本記事ではローテーションのスペルウィッチにフォーカスを当て、解説していく。真実の絶傑・ライオ型、秘術バーン型、開闢の予言者型、それぞれの特徴や長所、短所を紹介したり、すべてのタイプ共通の立ち回りについて触れていく。
これが正解というわけではない
本記事はあくまで1ユーザーの考えであって、正解というわけではない。デッキを自分好みに調整していくのもカードゲームの醍醐味なので、あくまで参考程度に、試行錯誤してみるのも面白いだろう。
スペルウィッチの型について
大きく分けて3つの型が存在
スペルウィッチと一括りにされることも珍しくないが、構築の幅が広いのもスペルウィッチの魅力。
本記事では、真実の絶傑・ライオ採用の構築(開闢の予言者不採用)をライオ型、オリハルコンゴーレム採用の構築をバーン型、開闢の予言者採用の構築を開闢型と分類させていただく。
真実の絶傑・ライオ型
サンプルレシピ
カード名 | パック | コスト | 枚数 |
---|---|---|---|
知恵の光 | ベーシック | 1 | 3枚 |
魔術の王・ソロモン | STR | 2 | 3枚 |
マジックミサイル | ベーシック | 2 | 3枚 |
ゴーレムの練成 | ベーシック | 2 | 3枚 |
天外の華・エレノア | ALT | 3 | 3枚 |
ウィズダム・コア | STR | 3 | 3枚 |
蒼の反逆者・テトラ | STR | 4 | 3枚 |
運命の導き | CLC BOS | 5 | 3枚 |
真実の宣告 | OOT | 6 | 3枚 |
真実の絶傑・ライオ | OOT | 7 | 1枚 |
マシンエンジェル | STR | 8 | 3枚 |
炎の握撃 | ベーシック | 8 | 3枚 |
真実の狂信者 | ALT | 9 | 3枚 |
未知の求道者・クラーク | STR | 10 | 3枚 |
※リンク先のシャドウバースポータルで、ご自身でデッキコードを発行してください。
ライオのバリューを活かす
真実の絶傑・ライオのファンファーレ効果によって、山札のスペルブーストカードのバリューを上げて勝つタイプ。ライオの効果適用後に真実の狂信者や炎の握撃のようなスペルブーストカードを引くと、0コストで即座にプレイすることができる。
秘術バーン型
サンプルレシピ
カード名 | パック | コスト | 枚数 |
---|---|---|---|
知恵の光 | ベーシック | 1 | 3枚 |
マジックミサイル | ベーシック | 2 | 3枚 |
魔術の一撃 | ALT | 2 | 3枚 |
殺戮の魔女・ヴェスパー | BOS | 4 | 3枚 |
蒼の反逆者・テトラ | STR | 4 | 3枚 |
オリハルコンゴーレム | OOT | 5 | 3枚 |
運命の導き | CLC BOS | 5 | 3枚 |
真実の宣告 | OOT | 6 | 2枚 |
真実の掟 | ALT | 7 | 3枚 |
マシンエンジェル | STR | 8 | 3枚 |
マジックソードガール | STR | 8 | 2枚 |
炎の握撃 | ベーシック | 8 | 3枚 |
真実の狂信者 | ALT | 9 | 3枚 |
未知の求道者・クラーク | STR | 10 | 3枚 |
※リンク先のシャドウバースポータルで、ご自身でデッキコードを発行してください。
バーンダメージで押し切る
オリハルコンゴーレムのアクセラレートによって、バーン性能を高めた構築。土の魔片を生み出すカードが多く採用されているのが特徴で、他の型よりも相手の体力を削り切る意識が必要となる。
開闢の予言者型
サンプルレシピ
カード名 | パック | コスト | 枚数 |
---|---|---|---|
知恵の光 | ベーシック | 1 | 3枚 |
魔術の王・ソロモン | STR | 2 | 3枚 |
マジックミサイル | ベーシック | 2 | 3枚 |
ウィンドブラスト | ベーシック | 2 | 2枚 |
天外の華・エレノア | ALT | 3 | 3枚 |
ウィズダム・コア | STR | 3 | 2枚 |
蒼の反逆者・テトラ | STR | 4 | 3枚 |
運命の導き | CLC BOS | 5 | 3枚 |
真実の宣告 | OOT | 6 | 3枚 |
真実の絶傑・ライオ | OOT | 7 | 1枚 |
マシンエンジェル | STR | 8 | 3枚 |
炎の握撃 | ベーシック | 8 | 3枚 |
真実の狂信者 | ALT | 9 | 3枚 |
フレイムデストロイヤー | ベーシック | 10 | 1枚 |
未知の求道者・クラーク | STR | 10 | 3枚 |
開闢の予言者 | OOT | 20 | 1枚 |
※リンク先のシャドウバースポータルで、ご自身でデッキコードを発行してください。
直接召喚で勝利を目指す
1〜10コストのカードをプレイすることで、開闢の予言者を直接召喚し、フィニッシュを狙う。7ターン目の直接召喚も十分に狙えるため、上手く回った時の爆発力は随一と言える。
各タイプの比較
攻撃性能
攻撃性能の高いバーン型
相手の体力を削り切る力については、秘術バーン型が頭一つ抜けている。オリハルコンゴーレムのアクセラレートによって、高い確率で相手リーダーに直接ダメージを与えることができる。
開闢型はやや不足気味
開闢の予言者型は、全コストをバランス良く採用しなければならない関係上、打点に繋がるカードの採用は少なめ。とは言え真実の狂信者のような、打点を稼げるカードも採用されているため、立ち回り次第では開闢の予言者に頼らずとも勝利を目指せる。
プランの立てやすさ
明確なルートが存在する開闢型
ゲームプランに関しては、開闢の予言者を召喚するという大きな目標が用意されている開闢型が分かりやすい。初めてスペルウィッチを触る人は、明確なプランのある開闢型が使いやすいだろう。
安定感
バランス重視のライオ型
2コストフォロワーを多めに採用できるライオ軸は、他に比べて安定感が高い。バーン型は秘術関連のカードを、開闢型は各コストのカードを積む必要があるので、その分低コストフォロワーが少ない。
事実上のハンデスが起こり得る
直接召喚を持つ開闢の予言者だが、手札に加わってしまうと10ターン目までは使えないカードになる。手札が溢れやすいアーキタイプなので、手札一枠を埋めるデメリットは大きく、安定感に欠ける。
比較まとめ
ライオ型 | 【メリット】 バランスが良い 【デメリット】 ゲームプランが難解 【おすすめしたい人】 腕に自信がある人 |
オリハルコン型 | 【メリット】 攻撃性能が高い 【デメリット】 運に左右される場合がある 【おすすめしたい人】 ランクマッチを効率良く回したい人 |
開闢の予言者型 | 【メリット】 プランが立てやすい 【デメリット】 開闢の予言者を引く恐れがある 【おすすめしたい人】 派手なデッキを使いたい人 |
共通の立ち回り
魔術の王・ソロモンについて
ソロモンの指輪でサーチ
魔術の王・ソロモンから手に入るソロモンの指輪は、スペルブースト回数に応じてフォロワーをサーチできるスペル。例えば5回であればオリハルコンゴーレム、7回であれば真実の絶傑・ライオなど、キーカードをサーチできる優秀なカードである。
Point! | ソロモンの指輪の元のコストは7なので、開闢の予言者の直接召喚に貢献してくれる点も見逃せません! |
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ライオ後はサーチ先が変更
真実の絶傑・ライオをプレイした後は、デッキ内のスペルブーストが進み、サーチ先が変わる。真実の狂信者の元のコストは9だが、ライオ後はデッキ内で0コストになり、ソロモンの指輪のスペルブーストが0の状態でサーチできるようになる。
Point! | またフレイムデストロイヤーは、スペルブースト1でサーチ可能になります。フレイムデストロイヤーが入っていない構築なら、1回スペルブーストしても真実の狂信者をサーチすることができます。 |
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指輪の回収タイミング
基本的にはソロモンの指輪のコストを下げたいので、ソロモン自身のスペルブーストを優先しよう。2ターン目に他の2コストフォロワーがいる場合、ソロモンではなく、そちらをプレイすると良い。
未知の求道者・クラークについて
使いやすい低コストスペル
未知の求道者・クラークのアクセラレートは、分割可能な4コスト3点+スペルブースト2回+1ドローとかなり優秀。スペルブーストカードの多いウィッチにおいて、能動的な低コストスペルの価値は高い。
ソロモンとのコンボ
アクセラレートだけではなく、ソロモンの指輪からサーチした際の爆発力も見逃せない。自身のPPを使い切った後、0コストのクラークをプレイすれば、PPを全回復して再び動くことができる。
Point! | ソロモンの指輪でサーチしたクラークは、アクセラレートではプレイできません! |
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手札入れ替え効果
ライオの効果適用後に、クラークの土の秘術効果によって手札を総入れ替えすることで、より強力な動きが可能になる。スペルブーストの進んだカードを連発し、一気にフィニッシュを決めに行きたい。
その他のテクニック
フォロワーを置かずにターンエンド
相手に強い動きをさせないよう、あえてフォロワーを置かない選択をすることもある。スカイセイバー・リーシャを絡めた横展開が厳しい場合などは、こちらの盤面を空にしておくことでケアが可能だ。
Point! | スペルウィッチはPP上限を超えた動きで盤面を逆転するパターンが主なので、準備を進めるターン・大きく動くターンのメリハリを意識してプレイしてみましょう。 |
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削り切る意識を
ほとんどのデッキに言えることだが、常に受け身の思考になるのではなく、どのようにして勝つのかを考えながらプレイすることが重要。未知の求道者・クラークや真実の狂信者が手札に集まれば、思わぬリーサルが転がり込んでくることも少なくない。
時間切れに注意
選択肢が多い上、1ターンの間に複数枚のカードをプレイすることが多いスペルウィッチは、常に時間との戦いになる。相手のターン中に、次のプレイングを考えたり、プラン立てを行うクセを付け、時間切れ問題を解消しよう。
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