お手本に習って

今回イラストを調整することとなった《レオニダス》ですが、イラストレーターの方は「勇猛果敢な王」のイメージを忠実に表したイラストを提供してくださったにもかかわらず、ユーザーの皆様にネタにされ女性扱いまでされるほどとなっています。これはイラストレーターの皆様にとっての過剰なストレスと言えます。

《テミスの審判》は《ヘヴンリーイージス》ビショップデッキでよく採用されているカードです。《ヘヴンリーイージス》デッキは、劣勢になったとき、《ヘヴンリーイージス》を出すまで時間を稼ぐ必要がありますが、このときに強い効果を発揮しているカードが《テミスの審判》です。

《テミスの審判》は全てのフォロワーを破壊するという能力の特性上、低コストフォロワーを使って盤面を制圧するデッキに対して特に強力で、困難であるべき《ヘヴンリーイージス》を出すまでの道のりを、あまりにも平坦にしてしまいます。これによって、一部のデッキや戦術がゲームから閉め出されてしまう危険があります。
これは、競技的な高いランクでのバトルにおいても、多様なデッキや戦術が活躍するゲーム環境を目標とするShadowverse運営事務局の希望ではありません。

また、《テミスの審判》がバトル中盤から複数のターンに渡ってプレイされた場合、対戦相手はプレイしたフォロワーが破壊し続けて手札のカードがなくなることもあります。複数枚で制圧した盤面を一枚のカードで空にすることはユーザーの期待を裏切る出来事であり、ゲームの楽しみを阻害します。ユーザー自らカードを複数枚プレイし続けて手札をなくなることはありますが、相手がプレイした《テミスの審判》によって手札がなくなる状況を強いられるのは、このカード特有の過剰なストレスだと言えます。

《テミスの審判》は能力に対してコストが低いため、ゲーム環境に不健全な影響を与えていること。また、バトル中盤から複数のターンに渡って《テミスの審判》がプレイされるのは、対戦相手に大きなストレスを与えること。以上の2点が問題であると考え、以下の変更を行います。
・コスト6→コスト7

〘魔将軍・ヘクター〙(以下ヘクター)は、少しでもフォロワーを残すと多大な打点をくらってしまうということもあり、対戦相手に処理を強要させ、やりたいことが一切出来ずにそのまま押し負けてしまう事がほとんどです。特にネクロマンサー・フォロワーはラストワード特有の処理のしにくさもあり、このカード特有の過剰なストレスと言えます。

またヘクターは、能力に対して攻撃力/体力が非常に高く自身がフィニッシャーになれる他更にコストが低い為、ゲーム環境に不健全な影響を及ぼしています。有利な時、不利な時いつ出してもコスト以上の能力を発揮する為、いわゆる「出し得カード」になってしまっています。上記2点を踏まえ、以下の修正を加えます。

①攻撃力5 体力6 → 攻撃力4→体力4

②ネクロマンス3: 「ゾンビ1体を出す」を繰り返す。その後、自分の他のフォロワーはすべては、+2/+0されて、突進を持つ。
↓
自分の他のフォロワーすべてを+2/+0する。その後、ネクロマンス4: 「ゾンビ1体を出す」を場が上限枚数になるまで繰り返し、その後自分の他のフォロワーすべては突進を持つ。

ファイターは2コスト2/2の能力なしフォロワーであり、ランクマッチで全く使われない不遇なフォロワーです。また、ニュートラルの2コストには、ユニコやリリエルなどの優秀なフォロワーが多く、それらと比べられることが（ファイターファンにとって）過剰なストレスであると言えます。

よって、ファイターの能力を以下のように変更します。

2コスト2/2　→　2コスト2/2　必殺　守護　疾走

かねてより調整の要望が多かった《魔将軍ヘクター》ですが、墓地が無ければ展開できず、他フォロワーの強化能力についても1ターンのみであるため適正であると捉えております。
ただし、《魔将軍ヘクター》を採用したいわゆる《ミッドレンジネクロ》はフォロワーを複数展開する手段と墓地を増やす手段が多く、上記強化能力や展開が強力に働く状況が多い事は認識しております。
そこで、現ネクロマンサーで採用率が高く、手札と墓地を増やしネクロマンサー全般の運用を容易にしている《ソウルコンバージョン》及び《デーモンイーター》の効果を変更します。

変更前　自分のフォロワー1体を破壊する。カードを2枚引く。
変更後　自分のランダムなフォロワー1体を破壊する。カードを2枚引く。


（シャドバ運営特有の「違うそうじゃない」感がうまく出せません）

また、《ミスリルゴーレム》がバトル序盤から複数のターンに渡ってドローされた場合、ユーザーは手札をダブらされ続けて手札が上限枚数に達し、新たなカードを引けなくなることもあります。引けるはずだったカードが失われることはユーザーの期待を裏切る出来事であり、ゲームの楽しみを阻害します。ユーザー自らカードを引く能力を使って手札が上限枚数に達することはありますが、自分がドローした《ミスリルゴーレム》によって手札があふれる状況を強いられるのは、このカード特有の過剰なストレスだと言えます。

《ミスリルゴーレム》は能力に対してコストが高いため、ゲーム環境に不健全な影響を与えていること。また、バトル序盤から複数のターンに渡って《ミスリルゴーレム》がドローされるのは、自身に大きなストレスを与えること。以上の2点が問題であると考え、以下の変更を行います。
・コスト9→コスト7


待望の上方修正キタコレ

魔将軍・ヘクターがバトル中盤から複数のターンに渡ってプレイされた場合、そこら中突進と+2/0だらけになるので対戦相手は毎ターン全体除去しなくてはならないが、それがほぼ不可能なクラスが1～2存在し、さらにコンセプト無視で全てのネクロデッキに必ず入る、乙姫やヴァルフリートの立場がない、実況が「これがシャドウバース！」とか叫び始めて死ぬほどウザいなど、このカード特有の過剰なストレスがあると言えます。