【シャドバ】聖獅子ビショップの立ち回りを徹底解説（ローテーション）【シャドウバース】

ローテーションの「聖獅子ビショップ」デッキの解説記事です。基本的な立ち回りや特殊な立ち回りに加え、実際の盤面なども掲載しているので、参考にしてください。

更新日時	2019/05/13

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はじめに
立ち回りのポイント
リーダー別の立ち回り
あなたはどう動く？立ち回りクイズ

はじめに

聖獅子ビショップを紐解く

本記事ではローテーションの聖獅子ビショップにフォーカスを当て、徹底解説していく。構築編・マリガン編・立ち回り編の3記事に分かれているので、興味を持った方はぜひ他の記事にも目を通してみて欲しい。

これが正解というわけではない

本記事はあくまで1ユーザーの考えであって、正解というわけではない。デッキを自分好みに調整していくのもカードゲームの醍醐味なので、あくまで参考程度に、試行錯誤してみるのも面白いだろう。

立ち回りのポイント

テンポデッキである

前提として、聖獅子ビショップは結晶カウントを進めるだけのコントロールデッキではなく、盤面を作りながら聖獅子の結晶をプレイするテンポデッキだということを抑えておきたい。この意識を前提に持っておくと、今回の記事が読みやすくなるはずだ。

※結晶カウント…試合中に聖獅子の結晶をプレイした回数のこと。本記事では、以降何度もこの表現が登場します。

キーカード「聖獅子の結晶」

エンハンスで発動しても良いかどうか

エンハンスでの聖獅子の結晶プレイは、結晶カウントが進んでいる時以外は避けた方が良い。テンポデッキだということを踏まえ、聖なる鎧の獅子が出るまでは、できる限り2PPでのプレイを心掛けよう。

ドローを想定しながらプレイ

聖獅子の結晶が複数枚ない場合、どうしてもエンハンスでのプレイを選択したくなる。

しかし当たり前のことではあるが、毎ターン開始時のドローを忘れないで欲しい。もちろん2枚目、3枚目が見えている状況でのプレイが理想的ではあるが、序盤や終盤の不利な状況では、次の結晶パーツのドローを期待して動くことも大切である。

聖獅子の神殿について

2枚置きは慎重に

▲盤面の空きが3つあれば聖獅子の結晶×3+進化でリーサル。聖獅子の神殿はもちろん、他のアミュレットの扱いにも気を付けよう。

聖獅子の神殿は2枚置くことで、より聖獅子の結晶をプレイしやすい状況を作ることができるが、代わりに盤面が狭くなってしまう点に注意。相手の体力が減っていない状態で盤面を埋めてしまうと、盤面を放置され、先に体力を削り切られてしまう。

0コスト温存も視野に

救済の聖獅子の進化によって得られる0コストの聖獅子の結晶は、聖獅子の神殿設置下でプレイするとPPが-1される。画像のように0コストを温存し、次のターン以降、一気に盤面を強くするパターンがあることも覚えておこう。

2ターン目にプレイしないパターンも

聖獅子の神殿は初手にあるからと言って、必ずしも2ターン目にプレイするわけではない。対アグロデッキの後攻時や、2ターン目にプレイせずとも動きが変わらない手札の場合などは、2ターン目に聖獅子の結晶をプレイした方が良い場合も存在する。

ターン	神殿あり	神殿なし
2	聖獅子の神殿	2コスト
3	平和の紡ぎ手	平和の紡ぎ手
4	結晶×2+2コスト	結晶+2コスト

例えば上記の表では、どちらのパターンでも聖獅子の神殿を除いたカードのプレイ枚数は変わらない。神殿ありパターンは神殿を設置できている代わりに2ターン目の盤面を放棄しているため、相手次第ではそのまま押し切られてしまうことも考えられる。

Point！	神殿を2ターン目に置かなくても動きが大きく変わらない場合、2ターン目に2/2をプレイした方が良いです。ここでもテンポデッキの性質が見えてきますね。

救済の聖獅子

アクセラレートでのプレイも多い

上の画像のような2ターン目の有効な動きがない場合、救済の聖獅子のアクセラレートで2ターン目の動きを確保しておくケースが多い。その他にも中盤以降のEPの残り具合に合わせてアクセラレートでプレイしたりと、状況に応じた判断が必要になる。

脅威となる4/7残し

STR環境は体力7を綺麗に処理できる手段が少ないので、他のフォロワーを処理に回すことで体力を維持できるのであれば積極的に残したい。相手の行動を縛ることで、次のターンの行動が楽になる。

楽園の聖獣でテンポを取る

聖獅子の結晶を発動する隙を作る

楽園の聖獣をエンハンスでプレイした後に進化を行うと、4PPで強力な盤面を作ることができる。ここでテンポを取ることで、次のターン以降、聖獅子の結晶をプレイする隙を生み出すことができる。

エンハンスにこだわらない

エンハンスでのプレイだけではなく、1コストフォロワーとしても活躍できることを覚えておきたい。余った1PPでプレイすることで、次のターンに盤面だけで相手の進化フォロワーをトレードできたりと、有効に働く場面は少なくない。

Point！	ターン終了時に自身のデッキに楽園の聖獣が加わるため、聖獅子の結晶を効率良くプレイする観点から見た場合、デッキに不純物が加わることになります。そのためPPが余ったからと言って、問答無用でプレイできるカードというわけではありません。

レジェンダリーファイターを有効活用

進化ターン前に必殺を立てる

進化ターン前にレジェンダリーファイター+スペルで必殺を盤面に残す動きは、積極的に狙っていきたい。例えば上記の画像の場合、次の相手の救済の聖獅子進化や楽園の聖獣進化を牽制できている。

ビッグアクションを防ぐ

3つの条件を満たして次のターンを迎えると、特大サイズのレジェンダリーファイターが誕生する。相手は全力で除去してくるので、タイミング次第ではレイサムや幽霊支配人・アーカスと言ったフィニッシャーの着地を遅らせることができる。

愚神礼賛の設置ターン

有効なフォロワー	設置ターン
月の刃・リオード	先行:4ターン目後攻:3ターン目
エンハンスオクトリス高潔なる騎士・レイサム	先行:7ターン目後攻:6ターン目
永遠の花嫁・セレス	先行:4ターン目後攻:3ターン目
幽霊支配人・アーカス	先行:6ターン目後攻:5ターン目
邪眼の悪魔	先行:4ターン目後攻:3ターン目
聖騎士・ヘクター	先行:6ターン目後攻:5ターン目

リーダー別の立ち回り

対ロイヤル

リーシャを常に意識

聖獅子ビショップの天敵であるスカイセイバー・リーシャへの解答は、常に用意しておきたい。特に有効な手段として、進化フォロワー+除去スペルや、前のターンにリーシャと相討ちできる攻撃力5以上のフォロワーを場に残すなどが挙げられる。

Point！	体力を6以上に保つことでも、スカイセイバー・リーシャのプレイを牽制できます。

中盤は盤面を作らないことも

ミッドレンジロイヤルはリアクションカード（防御カード）が多い反面、相手が大きな動きをしてこない場合、手持ち無沙汰になることが多い。

特に6ターン目前後に中途半端に盤面を作ると、スカイセイバー・リーシャ+黄昏の刃・ナノ+αの盤面を作られ、かえって状況が悪くなりかねないため、相手の盤面を除去した後は愚神礼賛や聖獅子の神殿をプレイして盤面を明け渡す動きが効果的だ。

Point！	このようなプレイは、動きに緩急を付けると言われることが多いです。

対ネクロマンサー

アサルトプリーストが活躍

永遠の花嫁・セレスへの解答として、アサルトプリーストが有効。進化することで攻撃後のセレスを一方的に除去できる上、高いステータスが場に残るので、その後の永遠の誓いを牽制できる。

ヘクターで蓋をする

幽霊支配人・アーカスの効果適用後には、聖騎士・ヘクターが活躍。ヘクター+聖騎兵の盤面は総合体力が10と高い上、聖騎兵の守護によってヘクター本体が処理されづらい盤面を作ることができる。

対ヴァンパイア

1/1/2が勝負の鍵

対ヴァンパイアでは、先攻後攻を問わず1ターン目に1/1/2を展開し、相手の双石の悪魔や悪夢の始まりを牽制しよう。序盤に体力を削られると負けに繋がりやすいので、ドローの牽制、体力の維持などの理由から、他対面に比べて1/1/2の価値は高い。

横展開を意識

エンハンス楽園の聖獣などで横展開を継続するのがポイント。横展開を継続すれば、相手の自傷を牽制することができ、勝ちに繋がりやすい。

対ビショップ

救済の聖獅子進化から攻撃しない

アサルトプリーストをケアするため、救済の聖獅子を進化させた後、攻撃せずにエンドするケースがしばしば訪れる。相手は少なくとも2枚のカードを消費しなければ突破できないので、非常に有効だ。

Point！	裏目にレジェンダリーファイター+スペル+アミュレットがありますが、3枚必要なコンボのケアよりも、アサルトプリースト1枚のケアをした方が確率的に得をします。この考え方は他の場面でも有用です。

横展開→ヘクタープラン

結晶カウントが進んでいない状態でも、エンハンス楽園の聖獣で盤面を広げ、次のターンに聖騎士・ヘクターで削り切るプランが存在する。聖獅子ビショップは横展開に弱いという弱点を理解して立ち回ると、幅広い勝ち筋が見られるようになる。

あなたはどう動く？立ち回りクイズ

第一問

vs聖獅子ビショップ

考えるべきポイント

5ターン目までの動きをイメージ

あなたならどう動く？攻略班の動きはこちら

攻略班のプレイ

1	聖獅子の結晶をプレイ
2	ターン終了

この盤面のポイント

5ターン目までの動きをイメージ
→聖獅子の神殿を置いてもメリットが少ない

解説

聖獅子の神殿を置くのか、聖獅子の結晶をプレイするのかが焦点。ここで神殿を置いても現状PPが余る上、神殿を置かずとも、聖獅子の結晶→平和の紡ぎ手→聖獅子の結晶×2の動きが見えることから、聖獅子の神殿を設置しないプレイを選択した。

Point！	この手札の聖獅子の神殿は、5ターン目以降の聖獅子の結晶のエンハンスを外せる点でも価値が高いです。

第二問

vsミッドレンジロイヤル

考えるべきポイント

エンハンス楽園の聖獣のメリットはどれくらい？

あなたならどう動く？攻略班の動きはこちら

攻略班のプレイ

1	聖なる盾の獅子でキャノンスマッシャーと相討ち
2	レジェンダリーファイターをプレイ
3	聖獅子の結晶をプレイ
4	ペトラをプレイし、効果を聖なる盾の獅子に付与
5	ターン終了

この盤面のポイント

エンハンス楽園の聖獣のメリットはどれくらい？
→レジェンダリーファイターの必殺の価値が勝る

解説

レジェンダリーファイターの必殺が輝く場面であり、次のターン以降、楽園の聖獣に進化を切り、強力な盤面を形成できることから、細かい動きを選択。相手の進化の前に必殺フォロワーを置いておくことで、相手の動きを制限することができる。

Point！	レジェンダリーファイターの必殺を活かすため、天象の風・ペトラの効果は聖なる盾の獅子に付与しましょう。

第三問

vs聖獅子ビショップ

現在の状況	・自身の結晶カウントは0。・自身の手札に0コスト結晶あり。・相手の結晶カウントは3。

考えるべきポイント

救済の聖獅子で攻撃するか否か

あなたならどう動く？攻略班の動きはこちら

攻略班のプレイ

1	レジェンダリーファイターをプレイ
2	聖獅子の神殿をプレイ
3	0コストの聖獅子の結晶をプレイ
4	レジェンダリーファイターで救済の聖獅子を攻撃
5	聖獅子の結晶をプレイ
6	ペトラをプレイし、聖なる盾の獅子に効果を付与
7	救済の聖獅子で相手リーダーに攻撃
8	ターン終了

この盤面のポイント

救済の聖獅子で攻撃するか否か
→このターンは攻撃する方が良い

解説

6ターン目はアサルトプリーストと聖獅子の結晶が同時にプレイできない+相手に最後の進化を使わせる目的で、救済の聖獅子は体力を削った方が良いと判断。前のターンはアサルトプリーストをケアし、攻撃せずにターンを終えている点にも注目。

Point！	どのデッキを使っていても言えることですが、自分がなぜその行動を取っているのかを常に考えることが大切です。

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