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シャドウバースの回答詳細
自分はダークネスエボルヴ初期から復讐ヴァンプを使っている者だが、このカードは復讐ヴァンプの中でもコントロール寄りの物になると感じるのが率直な感想だ。ディーラーは確かに荒々しくHPを削りとってくるが、特徴はその 6/4 というスタッツ、守護にある。
ディーラーを4T目に召喚する場合、ほぼ確実に何らかのフォロワーを召喚しなければディーラーを処理できない。その場合、攻撃力の6が、サカトゲのように、その進化されたフォロワーに突き刺さる。それは、相手が進化権を使ってまでディーラーを処理した上で、そのフォロワーがいなくなるということだ。そしてそれは、復讐状態に入ったヴァンパイアが相手の場にフォロワーがいない状態でターンが始まることを意味する。それは復讐ヴァンプにとって強力なアドバンテージで、次ターンのダークジェネラル等の 復讐アグロ特有のカードに非常につなげやすい。
また、守護という面を強い。例えば7Tの時、通称ディーラウラの時が特に刺さる。ディーラウラは名の通り、ディーラーにラウラの効果を付与することだ。7Tにディーラーを使用すれば確かにHPは致命的に低くなる。しかし、顔面に大ダメージを与える多くはフォロワーであり、その危険因子を排除するためにあるかの如く守護がある。後々のケアも召喚の時点で行なえており、疾走の 6/4は非常に強力である。 また、進化はラウラにも使用でき、盤面を処理しつつ顔面に攻撃を与えるという柔軟性にも長けたコンボで、安定性の秘訣ともいえる。それは、復讐アグロの必殺技のようなものでもある。
ここからは新カードの話を含めた余談だが、例の新レジェの2ドローは確かに魅力的だ。しかし、バフォメット登場のために、ディーラーを確定でひける(状態のデッキを作れる)上に手札を消費せずにすむ強力なカードが追加される。もともと、ドローソースに長けたヴァンパイアカードがある中(血の取引 漆黒の契約)、新レジェのドローはそこまで目新しいものではない。
新レジェを搭載し、漆黒の契約を抜くといった概要のアイデアも見たが、
漆黒の契約の
6ダメを与える→2回復→2回復→2回復
のルーティンにおいて、2ダメージ自傷の多いヴァンパイアにとっては、2ダメージを自リーダーに与えて バランスを調える。そしてHP10という復讐状態での最高のHPを維持して、復讐するといった、隠れた黄金ムーブを捨てるのはあまり良い作戦とは言えないと思う。
では、今回の新レジェの、コントロール寄りの復讐ヴァンプに良いということについては、 やはりHPを10でとめるということだろう。復讐のなかの最大HPは、安定した復讐利用に最も適している。2ドローも、コントロールに必要な 次につなげる ということが非常に有効的にはたらく。4コス4/4も4コスにしては強い性能だ。
したがってこれはコントロール寄りの復讐のためのカードではないかと思う。