シャドウバースの回答詳細

このカードの本当の強さは、カードのスタッツではなく
6T目＝死の祝福というアグロ以外のネクロマンサーは絶対に通過しなければならないプレイを崩してくれた所だと思います。

つまりは6T目までに墓地6貯める必要もなくなったわけです。

今まで絶対に入れなくてはならなかった墓地肥しだけのカード（スパルトイサージェント、死を追う者等）を入れずに、ハンサやヒーリングエンジェルやスペクターを入れたっていいし、6T目までに墓地を降らしてしまう故に入れられなかったワイトキングやカローンを入れても良くなったし、中盤の疑似AoEとしてハウルを使っても良くなったという事です。

バロールの登場によってプレイの幅が非常に大きくなったと言えます。

ただし、バロールを使う場合には今までと違ったバロールをお膳立てするような構築にしなくてはなりません。

今までネクロマンサーを使ってきた人達は、6T目の死の祝福がどれほどの即効性を持ち、ネクロマンサーの6T目とは、どういった盤面で、どういった点数、リーサル状況なのかを熟知しています。

そのため、バロールを6T目に死の祝福の代わりに置いたらそのまま圧倒的不利な盤面やリーサル圏内となり、ゲームに負けるという事までしっかり予測できます。

そのため、バロールは弱いと言っているのでは無いでしょうか。


しかし、5T目にネクロマンスを使用してカローンやコマンダーを置いて、盤面を有利にしたり、守護を置いたりして、死の祝福のようなアクションを1T早めに行い、バロールに繋げることで十分に真価を発揮できるかと思います。

そして7T目に蝿の王をプレイできたならば、おそらく場はバロール+蝿の王+虫になっている可能性が非常に高いはずです。

こうなったらロイヤルはツバキもオーレリアも乙姫も全て通用しません。返し手は本当にテミスや黙示録級のAoEしかないかと思います。


バロールの登場により、個人的にはネクロマンサーがロイヤルメタとして環境に食い込めるかと思っています。

そして、こういった方法でネクロマンサーにもう一度光を浴びせたというのは素直に上手い運営だと思います。