シャドウバースの回答詳細

結論から述べると、収穫祭ナーフは必要なかった気がします。

まず、エルフのコンセプトは手札の連続消費によるコンボで盤面を維持しながらハンドアドを稼ぐというものだ認識しています。
つまり、冥府エルフは本来のエルフのコンセプトとは外れたものであり、『冥府への規制』に対してエルフのコンセプトパーツである収穫祭を弱体化するのは全くの見当違いだと思います。
1ターンに3枚以上のハンド消費を維持しなければバニラデッキ同然のエルフにとって、半永久的に手札補充できる収穫祭は生命線とも言えます。大げさでしたね。そこまでではないです。
それでも、エルフはハンドアドが命であり、エルフにおけるドローソースの重要性を他のクラスと同じように考えないでほしいというのがエルフユーザーとしての意見です。

今回の規制が『エルフへの規制』であるなら納得です。
エルフが環境の頂点で大暴れして、誰も対策のしようがなく、テンプレを元にデッキを組めば負け知らず、その原因が収穫祭であるなら仕方がないでしょう。
しかし、エルフは環境トップでしょうか？大暴れしてますか？
実際はまぁ、残念な結果です。
冥府の発動条件を満たすために使っているプレイヤーが大多数で、純粋にエルフで戦っているデッキとは久しくマッチングできていません。

よって、今回の収穫祭ナーフはほとんど息をしていないエルフの首を絞めているだけで、ゲームのコンセプト設定を運営自ら否定したようなものです。
言うなれば、冥府エルフというデッキに対して、『直接的な冥府への規制』と『ユーザーからの批判』を天秤にかけ、より波風の立ち難いエルフを犠牲にした運営の怠慢でしょう。
逃げ？の方が表現としては近く感じますが。

で、運営が残念な対応を晒したのはもう仕方がないとして、
それに対して『エルフが死んだ』とか言ってる人は構築とプレイングの思考を停止しているだけだと思うし、『収穫祭は害悪。弱体化して当然』とか喜んでる人は冥府以外のエルフを使ったことがないか、エルフの対策ができないライトか、冥府エルフにボコボコにされたプレイヤー方だけでしょう。
冥府にボコられただけのプレイヤーはエルフに槍を投げないでください。
アリサが可哀想です。

というわけで、薔薇エルフユーザーの私としては収穫祭ナーフは冥府エルフ規制の飛び火でしかなく、迷惑としか言いようがありません。
それでも、決定した修正に何言っても仕方がないので、エルフユーザーは収穫祭＆冥府抜きエルフ使って、勝ち抜き動画をUPしてやればいいのかなと思います。
「運営様が潰そうとしたエルフはまだ生きてるぞ。御門違いな弱体化のためにお仕事ご苦労様です」って言ってやればいいんです。
気に入らない弱体化をされたなら、それ以上に自分たちを追い詰めてひっくり返して、無駄なことだと笑ってやればいいんです。
それでまたエルフの主要パーツが規制されたらエルフユーザーの腕が優秀だったという証明です。リノセウスが弱体化したらキレましょう。

この度の収穫祭のコスト増加は残念な結果でしたが、エルフユーザーの方々はエルフがまだ動けることを示していきましょう。
もちろんパック追加での"最低限"の強化が前提ですけどね？