ターン終了時の発動順

同タイミングの発動効果は出したプレイヤーから見て左、すなわち出した順番に発動します。これは大原則です。

実際に同じ状況を再現できるデッキを作り、プラクティスで再現してみました。
そして冥府発動までやってみたところ、効果の処理順は黄金竜→冥府→竜巫女の順で行われていました。
これは上の原則に反しているのではないかと思うかもしれませんが、実は違います。

ターン終了時点で発動する条件を満たす効果は『黄金竜（１枚捨て）→黄金竜（１ドロー）→冥府（ダメージ）』の３つのみであり、竜巫女は黄金竜の１つ目の効果が発動することによって条件を満たす、つまりターン終了時点より後で発動条件を満たすことになります。
後から発動条件を満たした効果は既に発動が予約されている効果に割り込むことはできないので、竜巫女の効果は冥府の効果の後に発動することになります。

ターン終了時点で

①黄金竜
②冥府

黄金竜が1枚捨てた時点で誘発処理がスタックに乗り

①黄金竜
②冥府
③竜巫女

黄金竜、冥府、竜巫女の順序で発動するかと思われます。
また、問い合わせをして正しい処理がなされているかの確認を行ったほうがよいでしょう。
黄金竜と冥府のタイミングは同じ文章のターン終了時、なので先出優先です。竜巫女のトリガーは手札から捨てられたとき。これは黄金竜が解決してから初めて発動するためすでに発動条件を満たしている冥府より先には処理されません。集団埋葬と冥府が置かれているときの処理は冥府の発動条件を参照するタイミングがターン終了ボタンを押したとき。のため。これは古城と蝙蝠の頭数問題ですでに解決されている事象です。

冥府は３０枚以上墓地にあるかを優先的にチェックする仕様になっているので、出す順番関係なく先に発動するようになっているのかと。
中々レアな体験だと思う。

多分の話です。多分の話。ここをよくご理解なさってください。私の想像です。

質問主様が提示しているカードの出された順番が正しければ、確かにちょっとおかしいですよね。置かれた順番で解決するんじゃないのかよ、って話になります。旅ガエルを先に置くと極意のバフが乗りますが、極意を先置きするとカエルが強くならないように。

しかし、冥府にはちょっと面白い特徴があります。
集団埋葬地の「ターン終了時効果」が発動しました。墓場がぴったり30になりました。後に置いた冥府は発動しません。
Σ(ﾟ□ﾟ；)
おそらく、ターン終了時と謳いながらも、冥府は他の「ターン終了時効果」が発動する前に墓場が30あることで効果が優先的に発動する詐欺的効果を持っていると思われます。
どういうことかというと、他のカードが持つ「ターン終了時効果」が発動する前に、とりあえず冥府のバーンが入るのでは。順番関係なくです。

おもしろい効果の検証ができましたね。よい経験になったのではないでしょうか！　……理不尽すぎやしませんかねえ。