【シャドバ】効果処理について学ぼう（基礎編）【シャドウバース】

ゲームプレイの際に重要となるテクニックや考え方について掲載しています。プレイングの参考にしてください。

効果処理について学ぼう

シャドウバースには、各プレイヤーは5面までしかカードをプレイできないという決まりがある。そのため、効果で自分の場のカードが6枚以上になる場合は、後から出たカードは展開されず、消滅する。

例えば上記の画像の盤面で冥界の番犬・ケルベロスをプレイした場合、冥界の番犬・ケルベロスと番犬の右腕・ミミは展開されるが、番犬の左腕・ココは盤面から溢れる。前述の通り、盤面から溢れた番犬の左腕・ココは消滅し、ラストワードも働かない。

Point！	冥界の番犬・ケルベロスは、「番犬の右腕・ミミ1体と番犬の左腕・ココ1体を出す。」という効果を持っています。カードが展開される順番はテキストに準ずるため、本体から数えて3体目の番犬の左腕・ココは盤面から溢れるというわけです。

場に出るとプレイするは、別の判定になっている点に注意。プレイするは、正式にはPPを支払って手札からカードをプレイするという意味になる。

カード名	能力
加速装置	1コストアミュレットカウントダウン 3 自分の場にアーティファクト・フォロワーが出るたび、それは突進を持つ。自分がアーティファクト・カードをプレイするたび、自分のPPを1回復。
天翔のイカロス	4コスト3/3(5/5) 【進化前】ファンファーレコスト1以下のアーティファクトでないカードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。【進化後】進化時コスト1以下のアーティファクト・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。

例えば盤面に加速装置がある状態で、天翔のイカロスの進化時効果が発動し、アナライズアーティファクトが場に出たとしよう。その場合、アナライズアーティファクトは突進を持つのか、PPは回復するのかを、効果を読みながら考えてみよう。

天翔のイカロスの進化時効果は、コスト1以下のアーティファクト・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出すというもの。つまりアナライズアーティファクトはPPを支払ってプレイしたことにはならないため、加速装置により突進は得られるが、自分のPPは回復しない。

ファンファーレの発動タイミングはPPを支払ってプレイしたカードが手札から場に出たとき。上記の画像は、心眼の双葬女・レディ・グレイの進化時効果によって蒼の少女・ルリアが出た場面だが、ルリアのファンファーレは発動していない。

同時に発動する効果がある場合、ターンプレイヤーの効果が先に発動する。上記の盤面で相打ちすると、ラストワードは骸の代弁者→ベレヌスの順に発動するため、骸の代弁者の効果で出たスケルトンは、ベレヌスのラストワードによって破壊される。

Point！	相手のベレヌスから骸の代弁者に攻撃してきた場合、ラストワードはベレヌス→骸の代弁者の順に発動します。つまり、ベレヌスのラストワードが不発に終わった後にスケルトンが出るため、スケルトンを場に残すことができます。

シャドウバースでは、0ダメージでもダメージを受けたと判定される。例えば上記の盤面で侮蔑の従者が怪物の少女・フランに攻撃した場合でも、侮蔑の従者はダメージを受けたと判定され、自身の効果でカードを引くことができる。

Point！	回復効果も同様に、回復した値が0であっても回復自体は行われた判定になります。

侮蔑の従者や侮蔑の絶傑・ガルミーユのようなダメージを受けた際に効果が発動するカードは0ダメージでも発動するのに対し、銀氷の吐息やドラゴスネークのようなダメージを受けているか否かが発動条件になるカードは、体力の増減の有無が関係する。

カード名	能力
銀氷の吐息	2コストスペル相手のフォロワー1体を選択する。そのフォロワーがダメージを受けているなら、破壊する。ダメージを受けていないなら、1ダメージ。
ドラゴスネーク	3コスト3/2(5/4) 【進化前】相手のターン開始時、このフォロワーがダメージを受けているなら、ドラゴスネーク1体を出す。ファンファーレエンハンス 8；+4/+4する。【進化後】相手のターン開始時、このフォロワーがダメージを受けているなら、ドラゴスネーク1体を出す。