シャドウバースの回答詳細

そもそも自分はスタンダード期から冥府ネクロは使ったりしていました。

そこで使っていて思うのは、「ネクロマンスを使わなければ」エルフやウィッチなんかとは比較にならないほど墓地30たまります。

新たなる運命を使わなくても先攻6Tにデスタイラントを決めたこともありますし、新たなる運命を使ったら7Tに冥府2枚決めたこともあります。（宴も使ってない）

ただ、エルフと違って新たなる運命はネクロでは使いづらいと思います。
エルフはフェアリーを運命で流してドローしますが、ネクロはそのような方法はできず、運命でたくさん捨てるためにはたくさんドローしないといけません。
そしてたくさんドローすると、冥府やタイラントなどのキーカードが手札に複数枚溜まってしまい、
「この手札じゃ運命使いたくない…」
となることが多々あります。なので運命はネクロにはいらないと思います。

また、死霊の宴についてですが、冥府とは相性が悪いのはわかると思います。2ターンしか効果が出ないからですね。しかもエクスキューションされたら負け確定になるので採用しません。

となると残りで冥府ネクロで使いそうなアミュレットは集団埋葬地と冥府への道くらいですね。
ただ、最速冥府を狙ったり、骸の王とのコンボを考えるのでなければ集団埋葬地は場の圧迫が厳しいです。ネフティスとの相性も非常に悪いですね。コントロール寄りの冥府を狙うなら、そんなに最速冥府にこだわらなくても戦えるのでこれも除外します。

となるとアミュレットは冥府だけで問題ないと思います。つまりはウリエルで確定サーチできるようになりますね。

あとネフティスとのコンボについてはまだ予測の段階ですが、多分だいぶ墓地が肥えるのではないかなと思います。

「墓地肥やしの観点から見て」当たりのフォロワーは
スカルビースト、スパルトイソルジャー、ボーンキマイラ、スケルトンナイト、地獄の解放者、グレイブウェイカー、アンデッドキング、モルディカイ
このあたりだと思います。

ただ、スカルビースト、グレイブウェイカー、アンデッドキングは、コスト帯的に見てネフティスとの相性がよくないと思うので、いらないですかね。

そしてモルディカイについてですが、使ってみるとわかりますがめちゃ墓地肥えます。ソルコンやネクロアサシンの生贄に最適ですし、復活するたび墓地+1と考えれば墓地肥やしにも使えるのではと思います。
なのでネフティスでモルディカイ確定サーチにしても冥府発動の妨げにはならないどころか冥府発動の後押しをしてくれるのではないかなと思っています。
相手がモルディカイの処理に必死になってるときにこちらは冥府の準備を進めればいいのですから。

そして何より、個人的に冥府ネクロの実用化ができそうと思っているのはネフティスのおかげではなく、バロールやカムラなどの「ネクロマンスを使わない」強カードの実装のおかげだと思います。

冥府ネクロは、運命を使わずとも冥府エルフより早く冥府発動を狙えるレベルで墓地が肥えるのが早いのですが、冥府の特性上ネクロマンスを使えないので、ネクロマンスを使わずに戦わなくてはいけません。
そしてネクロマンスを使わないネクロと言うものは、ニュートラルだけで戦うのと同じくらいカードパワーがなく、冥府に辿り着く前にやられることが普通でした。

結局今の環境では冥府は狙えず、宴を使ったデスタイラントで勝ちに行くくらいしか勝ち目はありません。

ですが、今回のパックでネクロマンスを使わない強カードが実装されたことにより、この大きな弱点が克服できたのではないかなと思っております。

例えば冥府ネクロではネクロマンスの都合上、腐の嵐は使えません。
ですがバロールが今回ネクロマンス腐の嵐内蔵ということで、この弱点を克服できています。
また、カムラは冥府ネクロではなく、コントロールネクロの弱点、回復手段が少ないことの弱点を克服できています。

長々と文章を書いてしまいましたが、実際に実装されない限りは使い勝手はわかりませんね。自分もネフティスネクロを作るつもりなので、ネフティス冥府ネクロもまとめて作っちゃいます。

バハムート降臨が実装されたらまた質問してください。今度はデッキの内容と使い勝手を回答できると思います。