シャドウバースの回答詳細

SFL期の骸ネクロから順を追って説明しますね。

まず、SFLの骸には氷漬けの巨象が入っていました。これは8/8と6/7を立てることにより、一方が確定除去されたとしても、もう一方が残る利点がありました。

しかし氷漬けの巨象入りは3コスを払ってかつ盤面に干渉できません。アグロ相手には致命的なテンポロスになるため、高速化したアンリミの環境からは抜けていきました。

巨像を抜いた骸ネクロの弱点は、確定除去に弱いことです。特に死の舞踏がある5pp以内にたてないと本来のバリューを発揮できません。

そこで目がつけられたのがケリドウェンです。
たとえ骸の王を除去されてもケリドウェンの進化によって蘇るため、相手にとっては何とか除去した骸がまた蘇るという、悪夢のような展開になります。

しかしケリドウェンは骸が引けてないと進化を切っても意味がないフォロワーになります。それはもったいないよね、というわけで葬送ゼウスの投入です。これにより骸が引けてなくてもゼウスを葬送できていれば、ケリドウェン進化のバリューがフルで発揮できます。

あと単純に死霊術師が幽霊屋敷、天界への階段との相性がいいというものあります。手札交換カードとして優秀ですし、ぜひ骸に入れたいカードです。実際、今環境初期の骸にはゼウスなし死霊術師ありの構築を見かけました。そして死霊術師を入れるなら、ゼウスを入れて葬送ギミック使った方が強くね？となって現在の骸ネクロの構築が出来たのだと思います。

個人的な感想をいえば、葬送ゼウス構築は、死霊術師とゼウスを一緒に引く必要があるので、そこのあたりの事故率は結構あると思います。ゼウスを葬送するためにはゼウスの枚数を増やす必要があり、ゼウスの枚数増やせば、死霊術が引けない時に手札に10コストのカードを被らせる危険性があるためにです。

というわけで、私はより対アグロにより重きを置いた、↓のゼウスカムラ構築を回しています。死霊術師で割るカードが増えますし、カムラなら素で出しやすいし、かなり仕事してくれるためです。

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