シャドウバースについて質問してみよう。
※荒らし対策のため、初回訪問から24時間は質問できません。
シャドウバースの回答詳細
リーシェナとララミアは2人で遊園地デートに来ていた。
そして夕陽が遊園地を赤に染め夜の青とが乖離して反射するなか2人は最後に観覧車へと乗った...
「ララミアちゃん!今日はとっても楽しかったね!」
「...そうですね。先輩。」
リーシェナの弾む声とは対照的にララミアの声は酷く沈んだものだった。
「どうしたの?元気ない?...ひょっとして楽しくなかった?」
「違います!そういうことじゃないんです...」
ララミアは焦りながらそう答えたがその心は酷く罪悪感に満ちていた。
「はぁ...ララミアちゃんは相変わらずだなぁ。1人で悩むララミアちゃんも可愛いけど、1人で抱え込んじゃダメだよ!」
そしてまっすぐな笑顔でララミアの瞳を見つめて言った。
「愛を誓った僕に相談してみて?」
ララミアは目を逸らして小さく呟いた。
「...先輩はそういうとこがズルいんです...」
「何か言った?ララミアちゃん。」
ララミアは真意を悟られないように話を逸らそうとした。
「いえなんでもないです!そんなことより私の相談の話をしましょう!」
しばらく観覧車のガタンガタンという動作音だけが響き、夕陽が闇へと落ちようとする時にララミアはその口を開いた。
「実は私...生えてるんです!」
ララミアは声を張り上げて隠していたその事実を明かした。ララミアは喪失感に沈みそうになったが次の一言でそうなることはなかった。
「ふふ。なんだそんなことだったんだね。」
リーシェナは少し笑って観覧車の座席を立った。
観覧車が頂上に辿りつくその時、リーシェナは笑顔を崩さないまま指を口に当てて呟いた。
「実は僕も生えてるんだ。」
闇に閉ざされた遊園地を照らすネオンサインは秘密を明かした2人を祝福するかのように2人を眩い光に包み込んだ。
生えてる×生えてるはプレイの幅が広いのでもっとやれ
相変わらずのシチュエーションが思い浮かぶ良文章ですね。ただ一点だけ、リーシェナの一人称は「僕」→「ボク」とフレーバーテキストに合わせたほうが良いかと思いました。