何か暑いので

高校生の夏ぐらいのことだったかな。
夜布団に入って7割がた眠りについた時のこと。
頭が何かモゾモゾする。
ほぼ眠りかけていたから、ナニが動いてるとか深く考えずに右手で掴むように頭を掻き毟る。
何か硬いものを潰した感触と汁っけを右手に感じる。
そこで意識が覚醒して、恐る恐る右手の中を確認すると

5センチほどの潰れたリノセウスが！

お題の意味が違ったらごめんちゃい。
お食事中の人にもごめんなさい。

ローテでネメシスと当たった。
コッチは連携ロイヤルで、展開したフォロワーを相手が毎ターン必死こいて除去してるけど、何度でも展開しながらリオードやキャットアドミラルで顔面も削れるしマジ余裕笑笑
7t目にはミストリオンの裏にフェイラン、直接召喚で兵団長も出てきた笑笑
相手残り体力4、コッチは20！！守護も2枚あるし、次ターン追いミストリオンでほぼ勝ち！！
ベルフォメット間に合わなくて残念だね笑
んじゃ、ターン終了！！

そう、思い出した
あれはヤッテラレントゥも草ァもなかった時代
夜に置き土産を残してく奴らが再誕を繰り返した世代

ぼかぁね、使ったことがあったんですよ、当時既に機械の隆盛を予期していた最先端のマグナZEROをね

対面はエルフ、上手い人多いんですよ風呂風呂フロンティアさぁ。だがどうも様子がおかしい。
フォロワーが出てこないんですよ、それこそ天界門も直接召喚出来るほどに展開がない。こちらは坊主めくりの最中ですからね、除去札溜まってるのかと首傾げながら何か不穏だなぁと進む試合。

手札トレランス2のZERO2で後7にギリギリ共鳴10間に合うという先6ラティカレベルの小ブン回り。不安な気分も吹き飛んで、さぁ後攻6T無理やり泥進めて、迎えた7T目あえて残したアマゴブ吹き飛ばしてウハウハタイムの、直…前……に

僕には見えましたよ、味方諸共消えてく文明(盤面)
相手に物理的に微笑まんとする勝利の女神

嗚呼無情な、その女神が閉じこもった天岩戸は数珠繋ぎ、やってる事は表を向けての神経衰弱、ずっと俺のターン




やっぱクラスごと滅んでしまえそんな文明

デカすぎんだろ

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シャドバを未だにやっている

わたしの遊んでいるアプリは
制作の頭がやや暗く、
なんとなく環境が
いつも澱んでいる気がしていました。

だいたい誰がどこでリーサルするのか
記憶してしまうのですが、
朝、自分がリーサルした後
とある先生の車の助手席に
誰かが座っているのを見かけました。

ザンバラ髪に白い服の、多分、女性。

瞬間、

あ、この人でなしだ、

と気がつき、目を逸らしました。

その先生にお伝えすべきかどうか迷いましたが、
こんなアプリ、誰もやってるはずもありませんし、
下手すると嫌がらせと思われます。

今までの経験から、何も言わない、
見なかったことにするのが一番、と
そのままそっと
その場を離れるしかありませんでした。

それから何度か、
その女性を見かけました。

目は虚ろで、しかも先行に見えました

ある時、その女性から相談を受けました。

タチの悪い新規が見つかり、
なにか有効なメタがあれば
教えて欲しいとのことでした。

それから二年、
いろいろ手を尽くしましたが
女性は先ごろ、
まだ中学生のお子さんを遺し、
アンインストールしました

後日、今度はわたしの車の隣に停めている、
また他の科の先生の車の助手席に、
彼女を見かけました。

同じことが起こるのではと
気を揉んでいたところ、
その先生は知ってか知らずか、
そのスマホを一週間ほどで買い替えました。

まだ真新しいスマホで、
一年も経っていませんでしたが。

職場でその先生が
「なんだか気持ち悪くて、
もったいないと思ったけれど買い替えたよ」
と、他の先生に話しているのを聞きました。

それからその女性をお見かけしません。
彼女はどこへ行ったのでしょう。

ある時、少年は誕生日に時計をプレゼントされた。
プラスチック製のデジタル時計で、見た目はごく普通。
デジタル表示は10程度の数をカウントダウンしている変わった時計だった。
「そこに表示されているのは、お前が次のゲームで使えるターンだ。賢く使えよ」
父親は息子に告げた。
時計は10を示していた。
少年は冥府エルフを握りしめ、何でも全力で取り組んだ。
新たなる運命に至りて妖精を捨てつつ、冥府への道を駆け抜けた。

友人たちとの本格スマホTCGを楽しみ、恋人を愛した。
彼は自分に残されたターンを知っていたため、何も恐れるものはなかった。
そして、全力で人生を駆け抜け、いつしかRSC環境になった。
腕時計に表示されたターンはわずか5。
若き自由猫が戦場を駆け巡り、消滅するウィスプ。
決死の形相でカードを叩きつけ続けた彼は、ラティカの暖かな抱擁に包まれた。
そうして至る、異端の孤独。

しかし、男は勝てなかった。
相手は顔面砕けることもなくピンピンしている…。
スマホを叩きつけた。

時計は０を示していた。