私達は恵まれている

うるせぇジジイ燃やすぞ！

どうした？
君は何を寝ぼけているのだ？

ここはワンダーランド、運がないと勝てず、すべてが消え去り、悪魔が呼び出され、化け物が声をあげ、少女の号令で全てが終わる。君はまだ溶け込めてないのさ。さあ、その本を開くがいい。

彼女が待ってるよ。

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こんにちわ、ワンドリ時代を研究している考古学者の樽太郎というものです。近年の古代遺跡(WLDレガシー)の調査及び研究により、古代のことを記した興味深い文献が発見されたため情報提供をさせていただきます。
それがこちら、

それは突然現れると、（空白）、私たちは、（空白）、
何もかも、（空白）、せめて後世に、（空白）。
それはいつの間にか、（空白）、だから、（空白）、いつ現れても、（空白）、どうか気を付けて、（空白）――空白だらけの本

であります。こちらは恐らく書かれてから膨大な時間が経過していると思われ、そのせいか文字が掠れている箇所が多く私達どもの力では読み解くことが困難であります。
しかし紙の性質とその筆跡からこの文書は騒乱ワンドリ期にドラゴン・ロウェソ族によって書かれたあること分かり、解読可能箇所とその時代の出来事を照らし合わせるとある文が浮かび上がってきます。
それがこちら。

それは突然現れると、私達を滅ぼし、私たちは、為す術なく、
何もかも、貪り尽くされた、せめて後世に伝えよう、カムラの危険性を。
それはいつの間にか、再臨する、だから、忘れないで、いつ現れても、消滅を備えることを、どうか気を付けて、カムラは不滅であることを
(随所現代の言葉で訳してあります)

そう、これは冥府の戦士・カムラによって滅ぼされたロウェソ族の手記であるのです。
我々は備えなければなりません、カムラの再臨に。

我々は現在のランプオオトカゲの状況を良しとはしておりません。どうか彼らの絶滅を阻止するためこの資料を役立てて欲しいと思います。
ランプオオトカゲの繁栄を心からお祈りしております。

無質問警察だ！署までご同行願おう。