シャドウバースについて質問してみよう。
※荒らし対策のため、初回訪問から24時間は質問できません。
シャドウバースの回答詳細
ある時、少年は誕生日に時計をプレゼントされた。
プラスチック製のデジタル時計で、見た目はごく普通。
デジタル表示は10程度の数をカウントダウンしている変わった時計だった。
「そこに表示されているのは、お前が次のゲームで使えるターンだ。賢く使えよ」
父親は息子に告げた。
時計は10を示していた。
少年は冥府エルフを握りしめ、何でも全力で取り組んだ。
新たなる運命に至りて妖精を捨てつつ、冥府への道を駆け抜けた。
友人たちとの本格スマホTCGを楽しみ、恋人を愛した。
彼は自分に残されたターンを知っていたため、何も恐れるものはなかった。
そして、全力で人生を駆け抜け、いつしかRSC環境になった。
腕時計に表示されたターンはわずか5。
若き自由猫が戦場を駆け巡り、消滅するウィスプ。
決死の形相でカードを叩きつけ続けた彼は、ラティカの暖かな抱擁に包まれた。
そうして至る、異端の孤独。
しかし、男は勝てなかった。
相手は顔面砕けることもなくピンピンしている…。
スマホを叩きつけた。
時計は0を示していた。