ラスワについて

前提として、シャドバは各効果が同一タイミングで複数発生した場合、先入れ先出しの順番に処理されていきます。
例：
A→B→Cの順番で発生した場合はそのままA→B→Cの順番で発動します。

ラストワード等、一連の処理待ち効果が全て終わる途中で効果が発生した場合は順番の一番最後に並びます。
例：A→B→Bの効果でラストワード発生→Cとなった場合は
　　A→B→C→ラストワードとなります。

ターンエンド時の効果は文字通り、ターンエンドした瞬間に効果が処理待ち状態になります。
条件判定がある場合はターンエンドした瞬間に判定を行います。
例：
ソウルナビゲーターと吸血鬼の古城が場にある時、ナビゲーターのターンエンド効果でバットが１体場に出ますが、ターンエンドした瞬間にはバットは場に居ないため古城の効果は発動しません。


これらを踏まえ、主さんの状況の場合ですと、処理順は

①冥府１の効果が処理待ち状態になる
②冥府２の効果が処理待ち状態になる
③他のターンエンド効果が無いので冥府１の処理が解決される
④全体６点ダメージでフォロワーが破壊される
⑤各フォロワーのラストワード効果が処理待ち状態になる（出した順番
⑥冥府２の処理が解決され、６点ダメージ
⑦フォロワーのラストワードが順番に解決される

ということでリッチさんが場に残った感じですね。

サラマンダーブレスの、３点と全体２点の間にラストラードは発動しませんよね？
それと同じことです。

例えば冥府＋ルシフェルの場合も、
全体６点➡自リーダー４点回復➡冥府で倒れたフォロワーのラストワード処理
という順番になります。

予約されている処理が優先です。

その処理の手順はあってます。
理由としては、ターン終了時に発動する冥府は二つとも同時という判定だからです。なら全体12ダメでいいじゃないかという声もありますが、それは違います。理由は冥府が二枚あれば一回の処理となり、全体12ダメになるというテキストなんてどこにもないからです。だから冥府は一回ずつ発動します。

纏めると、ターン終了時の冥府2つは同タイミングに発動するのでラストワードはその後の処理に行われるということになります。

「冥府2回分の効果」→「冥府2回分の敵フォロワー破壊の処理」→「そのフォロワーのラストワード処理」

処理の流れはこんなものです。

別のカードゲーム風にいうと特殊な効果でない限りチェーンに割り込む事が出来ない（現状のシャドバにはチェーンに割り込む効果はない

シャドバはターンエンド時の発動効果は一括チェックされて処理されます。
この時に、チェーン①冥府、チェーン②冥府の効果が組まれます。
チェーンが順に処理されて効果が発動、全体６点、全体６点と別々のカード効果として処理されます。

初めの全体６点でフォロワーを倒しラストワードが発動したとしてもラストワードの効果はチェーンには割り込む事が出来ません。その為、チェーンが終了した後に、新たに発動したラストワードのチェーンが順に組まれるので、２枚の冥府の後に相手のラストワードが発動したという事です。

冥府はターンエンド時、すなわち自ターン主権。（相手主権は自ターン終了後、或いは相手ターン開始時）
カード効果は主ターンリーダー優先な為この場合　主権を持つ自リーダーの冥府2枚の効果が発動しきってから相手リーダーに主権がわたりラスワが発動する　という処理になる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はず。